シャープが、電話やメールの“次”を目指した新サービスを始めた。それがタッチ操作対応のリアルタイムチャット「手描きチャット」だ。1つのキャンバスを2人で共有し、そこに落書きを加えていくというイメージのサービスで、ウィルコムのWILLCOM 03やAdvanced/W-ZERO3[es]で利用できる。このサービスの狙いはどこにあるのか。あえて“チャット”に目をつけた理由から将来の展望までを、シャープ 移動体事業推進本部 移動体事業推進センターの丸山晋由氏に聞いた。 やり取りはリアルタイム ――まずは手描きチャットのコンセプトや、誕生までの経緯を教えてください。 いきなり大げさかもしれませんが、我々がユーザーの動向を調査したところ、大変なことを発見してしまいました(笑)。若者はメールをガンガン使っていて、我々オジサンは勝手に満足していると思っていたのですが、必ずしもそうではないようなんです。これ