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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (3)

  • 「でも、やるんだよ!」ダークナイト・リターンズ - 深町秋生の序二段日記

    9月頭に発売されたバットマンのコミック「ダークナイト」を買った。 これにはアメコミ界の最高傑作と評判高い「ダークナイト・リターンズ」(DKR)と、その続編でわりかし最近になって描かれた「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」(DK2)の二つが収録されている。地元のハローページよりも分厚く、読み応え十分だった。 昨年の映画「ダークナイト」では絶対悪的存在であるジョーカーと熱いファイトを展開させていたが、DKRでバットマンの前に立ちはだかるのは、アメリカの近代美術館にも飾られる青いタイツのあの人。相手の立ち位置は正反対ともいえるが、物語に流れる哲学は共通している。「悪のヒーロー」「正義の味方」だのと人は区分けしがちだが、悪と正義にどれほどの違いがあるのか。正義の味方といえど、視点を変えれば悪に見えるという現実かつアダルティなお話に仕上がっている。「ウォッチメン」もそういうお話だった。 DKRの

    「でも、やるんだよ!」ダークナイト・リターンズ - 深町秋生の序二段日記
  • 高品質と不安定。Perfume「トライアングル」 - 深町秋生の序二段日記

    さてついに待ち焦がれていたニューアルバム「トライアングル」である。今日が発売日だが、早めに手に入った。 しかしまず話しておかなければならないのは前月のフライデー報道である。それとロッキングオンジャパンにおけるあ〜ちゃんの発言も世間を動揺させたようで、「Perfume最大の危機到来か!」とファンをやきもきさせていた異様な時期であったと思う。 フライデー報道でとくにびっくりしたのは、二週目にかしゆか嬢までフライデーされたところ。最初にのっちが報道された時点では「まあ、のっちならありえるかな。隙が大きそうだし」みたいに余裕をかましていたところがあったのだけれど、二週目となるとちょっと顔色を失ってしまった。これは9・11ショックと似た衝撃で、ツインタワーに一機目が突っこんだのを「うわあ、すげー事故だなあ」とはしゃいで見ていたら、なんともう一機が突っこんでいくではないか! という感じである。しかし今

    高品質と不安定。Perfume「トライアングル」 - 深町秋生の序二段日記
    akakit
    akakit 2009/07/08
    「世間に迎合すればするほどいいサウンドを作ってしまうという、酔拳マスターのような人」
  • 深町秋生の序二段日記

    いやあ、すごいもん見た。魂消たよ。 映画ファンやアメコミ好きにとってはひとつの「事件」と化している「ウォッチメン」の映画版。いよいよ日でも劇場公開となったが、なるほどこれはすごい。改めてハリウッドはどんどんおもしろくなっていくなあと思った。イラク侵攻の失敗と悪政と金融危機によって、格的に21世紀型ニューシネマの時代に突入したのだなあと思った。 昨年の映画界の話題をさらった「ダークナイト」でも、正義が混沌にぐいぐい呑みこまれていく暗黒物語が展開されていたが、「ウォッチメン」はさらに危うさを追求したエクストリーム大作に仕上がっていた。三分に一度の割合で噴出する容赦のない暴力も大変すばらしく、火あぶりや油ぶっかけ、指折り腕折り叩きつけ、切断感電木っ端微塵と、病的なほどに取り揃えられた暴力メニューの豊富さにエクスタシーを覚えたことも書いておく。暴力を見せる(魅せる)という意味では、「ダークナイ

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