「普通の大学の普通の学生がよく理解できること」を念頭に,基本的かつ重要な内容を押さえつつ,わかりやすさに特化した論理回路の入門書である。厳選された例題・平易な説明・豊富な図表を用い,出発点となる知識も文中で解説する。 本書では,まず1章でディジタルの概念を説明した後,2章から9章では組合せ回路について説明する。組合せ回路は,現在の入力の組合せのみで出力が決まる論理回路である。組合せ回路はディジタルシステムの中で,判断・選択・演算の機能を果たす。2章では論理ゲートについて説明する。論理ゲートは,論理回路の最も基本的な構成要素となる回路素子である。また集合の考え方を用い,論理ゲートの働きを体系的に理解する視点を提供する。3章ではブール代数について説明する。ブール代数は,0と1からなる2値論理を扱う数学であり,論理回路設計の基礎を与える。その考え方を用いれば,複数の論理ゲートからなる論理回路の入
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