しょうゆ・調味料醸造の高橋弥次右衛門商店(日光市土沢、小林武司社長)を傘下に置くジャパン・フード&リカー・アライアンス(香川県小豆島町、小林武司社長、JFLA)は27日までに、同商店など子会社計7社を2013年4月1日付で合併し、酒類・しょうゆ製造の盛田(名古屋市中区)を存続会社とすることを決めた。約390年続いた同商店は解散し、「高橋弥次右衛門商店」の名前が消えることになる。 JFLAは、同商店のしょうゆ・調味料ブランド「マルシチ」の商標は継承するとしている。現在の工場での生産体制などは変更せず、「盛田」として事業を継続。従業員約60人も引き続き雇用するという。 2社のほか合併するのは、JFLA販売(東京都)、マルキン忠勇(香川県)、ハイピース(福井県)、加賀屋醤油(徳島県)、マルキン共栄(香川県)。 高橋弥次右衛門商店は1620年創業の老舗。2006年10月、経営悪化に伴い、しょうゆを