Adobe MAX 2009、2日目のセッション「失敗事例に学ぶFlexプロジェクトの第一歩」では、NECシステムテクノロジーの坂田泰平氏が登壇、同社がFlexアプリケーションを使ったプロジェクトを進めてきた中でうまくいかなかった事例を挙げ、その原因を分析した結果を紹介した。 「Flexを使ったプロジェクトの場合、最初にFlexの特徴をよく理解する必要がある」と坂田氏。画面構築面では「Flex Builderで簡単にUIをデザイン・構築できる便利さ」「HTMLと違い、複数の画面を1つのファイルに収めることができる管理のしやすさ」「必要なコンポーネントが多数用意されている環境の良さ」などを挙げ、ロジック実装面は「オブジェクト指向言語なので独自のクラスが定義しやすい」「スクリプト言語なので習得しやすい」という初心者にも敷居が低い点や、カスタマイズ性の良さをFlexの特徴として挙げた。 しかし、