前回に引き続きバッファロー社のパソコン用学習リモコン「PC-OP-RS1」をAndroidから制御するプログラムを作成します。今回と次回では、Androidフレームワークの作成、独自SDK、Androidアプリケーションまでを解説します。 日本Androidの会 金沢支部 出村成和 前回は、Linuxカーネルへのデバイスドライバの組み込みから始め、「HAL」(Hardware Abstraction Layer)レベルのドライバや、リモコンの信号を送受信するテストアプリケーションを作成しました。 今回はその続きとして、前回C/C++言語で作成した「libpcremocon.so」ライブラリを、Javaで作成するAndroidアプリケーションから呼び出せるようにします(図1)。 さらに、既存のAndroidフレームワークに追加してJavaのクラスライブラリを作り、それを独自SDKとして1つに