ISO(国際標準化機構)は2008年4月,Microsoftが提唱したオフィス文書のフォーマット「OOXML(Open Office XML)」を標準として認定したと発表した(関連記事)。しかし,OOXMLのISO標準化に対して公式に抗議(アピール)を表明する国が現れている。インド,南アフリカ,ブラジル,ベネズエラである。 講義を表明したのは各国のOOXML標準化を審議した組織だ。欧米の報道などによれば,5月下旬から6月上旬にかけ,アピールがISOに提出されている。 ・South Africa Appeals OOXML Adoption(ConsortiumInfo.org) ・Brazil protests ratification of OOXML(CNET News.com) ・India and Brazil File Appeals Against OOXML Standard
情報処理学会の情報規格調査会は2008年4月9日,Open Ofiice XML(OOXMLまたはOpenXMLと略される)のISO(国際標準化機構)での審議についてのBRM(Ballot Resolution Meeting)報告書を公開した。OOXMLはMicroosft Officeをベースにしたオフィス文書ファイル・フォーマットで,2008年3月29日を期限とする投票でISO標準として承認された(関連記事)。 日本での審議は情報規格調査会 JTC1/SC34専門委員会で行わている。2008年3月29日を期限とする投票で,日本は前回のコメント付き拒否から賛成に変更している。 BRMは標準案に寄せられたコメントに対する修正を審議する会議。OOXMLに対するBRMは2008年2月にスイスのジュネーブで行われた。 公開されたのはBRMに出席した4人の委員による委員による報告書および意見書。
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