iOSとAndroidに続く、スマート機器向けOSの第3の選択肢として「Firefox OS」と「Tizen」が浮上してきた。HTML5をアプリケーション実行環境に持つこれらのOSがもたらすのは、純粋なハードウエア・ビジネスの終焉だ。端末メーカーは安価に大量に製造できるメーカーとサービス企業の連合軍と争わなければならない。本稿では、HTML5という劇薬がもたらす今後の端末ビジネスの姿を描く。 第5回 サービス企業が端末ビジネスのライバルに HTML5へのシフト、NTTドコモによる9975円(キャンペーン価格)のタブレット端末「dtab」発売、米Facebook社によるAndroid向けホーム・ア…

