高温、高湿度でも安定した動作が期待できるフラッシュメモリストレージは、これまでも組み込み機器や、産業用機器に広く採用されている。そのフラッシュストレージの最新動向を、台湾・台北市で開催されたIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2013」(2013年6月4~8日)で追った。 現在、組み込み機器で幅広く採用されているSSDは、SATAコネクタに直接差し込む小型モジュールタイプのDOM(Disk-On Module)と、2.5インチSSDの約半分の基板サイズということで、一般に「ハーフスリム」「1.8インチスリムSSD」と呼ばれる54mm×39mmの小型基板(JEDEC MO-297)、そして、Mini PCI Expressとフォームファクタを共用する51×30mmのmSATA(JEDEC MO-300)の3種類だ。このうち、mSATAモジュールについては、今後、Intelなどが提唱す
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