年に一度開催されるオープンソースのオフィススイート「LibreOffice」の祭典、LibreOffice Conference。2014年は9月3日〜5日の3日間、スイス、ベルンのベルン大学を舞台に開催されました(写真1)。ベルンはドイツ語圏に属するスイス第4の都市で、こじんまりとしていますが美しい街であり、ベルン大学もまた非常に美しい会場でした。 そこにLibreOfficeの開発者、コミュニティーメンバー、サポート企業、そして若干のエンドユーザーの計100人以上が集い、毎日活発な議論を交わしました。今年は日本からの参加者は筆者一人だったため、筆者の目から見たLibreOffice Conference、そしてLibreOfficeコミュニティーの現状をお伝えします。 新たな展開を見せるThe Document FoundationとLibreOffice 今回のイベントのローカルチー