Windows RTは、「Office Home & Student 2013 RT」(以下、Office 2013 RT)と呼ぶOfficeアプリを標準で導入している。タッチ操作を大幅に取り入れた次世代のOfficeとはいっても、これまでのOfficeは、デスクトップアプリケーションとして開発しているため、デスクトップアプリケーションを追加で導入できないWindows RT向けの救済措置としてOSにOfficeを標準で付属することになった。 ただし、2012年10月26に出荷を開始した「Surface with Windows RT」(以下、Surface RT)が導入しているのは、β版に相当する「Preview」版で正式なバージョンでない。だが、初回起動時にWindows Updateをチェックすると、700Mバイトを超えるOfficeアップデートの存在が確認できる(言語パックで日本語