LSIの個体差から指紋のような固有IDを生成し、組み込み機器の安心・安全に貢献 「IoT時代に向けたセキュリティー技術」を開発 三菱電機株式会社と立命館大学は、あらゆる機器がつながるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)時代に向け、製造段階で生じるLSI(大規模集積回路)の個体差を利用して、機器の秘匿と認証を行うセキュリティー技術を開発しました。機器に搭載されるプログラムの保護や機器のなりすまし防止など、機器のネットワーク化に伴うセキュリティーリスクの低減に貢献します。 <本技術適用の流れ> 1.同じ機能を持つLSIの個体差を利用して固有IDを生成する。 2.生成した固有IDで復号できるようにプログラムを暗号化し、機器に組み込む。 3.プログラムは固有IDを再生成できる機器でのみ正常に作動する。固有IDはLSIが動作する間しか生成されないので、IDの解析は難し
NECは2013年11月6日、データベース(DB)のデータを暗号化し、そのまま処理できる秘匿計算技術を発表した。DB側で復号処理を行わないので、「クラウド上のDBを狙った標的型攻撃や、情報漏洩への対策としても有効だ」(NEC クラウドシステム研究所 部長の宮内幸司氏)。2015年度中に、研究所の技術として実用化レベルを目指す。 「これまでのDB暗号化技術では暗号/復号鍵がDB側にあるため、鍵と暗号化したデータが同時に盗まれると、復号される危険がある」(NEC クラウドシステム研究所 セキュアシステムテクノロジーグループ 主任研究員の古川潤氏)。これに対して、NECの秘匿計算技術は、鍵をクライアント側のプロキシーで管理することでリスクを抑えた。 暗号化したデータを処理する流れはこうだ(画像)。アプリケーションが発行したSQLの内容は、暗号化したカラム名やテーブル名にプロキシーが変換する。あら
PPLN導波路デバイス OKIは、このたび独自技術を用いて世界最高レベルの高純度量子もつれ光源を開発し、世界で初めて現在利用されている光通信帯で常温動作による高純度量子もつれ光子対発生に成功しました。日本大学量子科学研究所 井上修一郎教授らの研究グループとの実証実験により、量子暗号用光源性能として従来の光ファイバ型光源と比べて100倍以上の信号雑音比を確認しました。さらに、この光源を用い、通常の光ファイバ通信での伝送試験を実施し、140kmの量子もつれ光子対伝送にも成功しました。これにより本技術を適応することで、既存の光ファイバ通信環境で都市間伝送が可能な常温動作の次世代量子暗号通信システム(注1)が実現できることを実証しました。 量子力学の原理に基づき盗聴を検出する量子暗号技術は、解読不可能な究極の暗号を実現できるため、スマート社会を支える高セキュリティサービスとして注目されています。現
(ニュースリリース) 2012年2月10日 オンライン環境でのデータ保護の課題を抜本的に解決する「クラウド鍵管理型暗号方式」を開発 ~NTTが考案した独自技術で暗号の安全な仮想化が可能に~ 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦 惺、以下「NTT」)は、オンライン環境でのデータ保護におけるセキュリティ上の課題を解決する新しい暗号方式「クラウド鍵管理型暗号方式」(以下、「クラウド暗号方式」)を開発しました。 このクラウド暗号方式は、暗号化されたデータを復号するための鍵(パスワードや秘密鍵等、以下「復号鍵」)をクラウドで管理する新しい暗号方式であり、NTTが考案した「自己訂正技術」を組み合わせることで、オンライン環境における新しい情報流通のカタチを実現しました。 開発の背景 近年、プライバシー情報や機密性の高いデータを、クラウドをはじめとするオンライン環境でサーバ側に
未来の巨大データアーカイブが 大腸菌入りチューブ満載のディープフリーザー群で構成されてる絵は 中々に楽しそうです。ただ --------------------- 元スライドをざっと見た感じ 元データを2ビットでエンコードしてATGCに置き換えた上でさらに圧縮をかける。 できあがった配列どおりのDNAを合成してプラスミドの形で大腸菌に導入。 復号時はプラスミドを抽出してDNAシークエンサーで読む。 こんな感じみたいですね。 --------------------- ツッコミどころとして、ふつう大腸菌は「1匹2匹」じゃなく 「同じ遺伝情報を持つ大腸菌クローンの菌液何ml」 という、同一性が保証されている何億匹だかをひとまとめにした扱い方をするので、 ここで言われているような「大腸菌1gで900TBのストレージ」 ってのは無理としか思えません。 これ、1gの大腸菌がぜんぶ違うデータを持ってる
当社は、HDD(ハードディスクドライブ)における暗号化技術注1を応用した情報漏えい防止の新技術として、世界で初めて注2、HDDを取りはずしたときなどに記録データを自動で瞬時に無効化する技術を開発しました。今後、当社の暗号化機能付きHDDにオプションとして搭載し、パソコンやOA機器からのHDD盗難による情報漏えい防止策や、機器のリース期間終了時や廃却時などのデータ消去を簡単に行う方法として提案していきます。 今回開発したのは、ディスク上に記録された暗号化データを解読するための「暗号鍵」について、搭載機器から取りはずすなどHDDへの電源供給が断たれた場合に自動で消去し、記録データを瞬時に解読不能とすることで無効化する技術です。本技術では、HDD内の記録領域を複数に分割し、各領域について「電源オフ時にデータを無効化する」、「電源オフでもデータは無効化せず暗号化状態で保護する」など属性の設定が可能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く