boost.vector や boost.matrix, OpenCV の CvMat, IplImage, Vec, Mat は非常に便利ですが,一つ残念な事があります. それは Visual C++ の“自動変数”や“ローカル”,“ウォッチ”ウィンドウ等にベクトルや行列の要素ではなく,そのクラスのメンバ変数が表示されてしまうことです. そのため,ublas::vector や CvMat, cv::Vec, cv::Mat の要素や行数,列数を調べるには内部表現を辿っていき一つ一つ調べたり,あるいはわざわざ printf などで表示して調べるという非常に煩わしい作業が必要になります. しかし実は,autoexp.dat というファイルを修正することによって,ublas.vector や OpenCV.CvMat, IplImage の要素を一目で分かるように表示させることができるように