アプリの終わりの始まり
2012年2月27日から3月1日にかけてバルセロナで開催されたMobile World Congress 2012では、特に注目の集まったGoogleやFacebookのキーノート以外にも示唆に富んだ興味深いセッションが多数あった。その中の1つがコンサルティング会社frogのScott Jenson氏によるプレゼンテーションであった。同氏が各地で行っているというプレゼンテーションは“Mobile Apps Must Die”というラディカルなタイトルだが、筆者は大いに共感でき、多大なインスピレーションを受けた。本稿では、同氏の論旨に依拠しつつ、アプリ環境の今後を展望する。 「アプリの海」 現在、AppleのApp Storeでは50万以上、Google Play（旧Android Market）では40万以上のアプリが提供されており、この数は日々増加を続けている。これらに加え、Window
人気アプリと消えゆくアプリ、その境界はどこにある? - APPLIYAセミナー | iPhone | iPad*iPhone Fan
ビジネス・開発関連トピックス 人気アプリと消えゆくアプリ、その境界はどこにある? - APPLIYAセミナー 大澤昌弘 2010/10/21 APPLIYAは13日、都内でソフトバンクテレコム、OIL(Open Inovation Lab)と共同でiPhone/iPadアプリセミナー『スマート・ビジネス・ソリューション〜iPhone/iPadアプリを、早く、安くビジネスに導入できる先進サービス〜』を開催した。アプリマーケットの現状や新たなアプリ開発の手法などが紹介された。 同セミナーでは、主にWEB制作技術のHTML等を活用したiPhone/iPad向け「ハイブリッドアプリ開発」についての紹介が行われた。講演したのは、ソフトバンクモバイル、ロフトワーク、メディアラグ、エンターモーション、APPLIYAの5社。ここでは、同セミナーの要となった、アプリマーケットの分析とハイブリッドアプリ開発に
HTML5活用の現時点での落としどころ
HTML5完全準拠をうたったIE（Internet Explorer）の新バージョン「IE9」ベータ版が2010年9月15日に一般公開になった。Webブラウザーシェアの約6割を占めるIEであるが、現バージョンであるIE8は、HTML5対応の点でFirefoxやGoogle Chromeなど主要なライバルWebブラウザーに大きな遅れをとっている。ベータ版とはいえ、HTML5に対応したバージョンがリリースされたことで、HTML5に対する注目度は一気に高まっている（関連記事1）。 HTML5の大きな特徴の一つは、Webアプリケーションのプラットフォームとしての機能強化である。現在のHTML4はHTMLのタグの仕様を規定するものだ。そのためHTML4をベースとしたWebブラウザーでは製品ごとにJavaScriptプログラムの挙動が異なることがあり、それがWebアプリケーション開発者にとって悩みの種
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