オレが月刊アスキーでアルバイトを始めたのは1982年で、ちょうどNECのPC-9801が発売になったころ。ホビー的には8bitが主流で、アルバイトのお仕事としてゲームの移植や、パソコンを恒温槽に入れて何度で暴走するかテストしたり、98の全パーツを並べて写真を撮ったりしていた。 PCに搭載されていたBASICはもちろんマイクロソフトBASICを元にしたものだが、各社・各機種ごとに方言があって、例えばPC-8001用のゲームはN-BASICで記述してあり、PC-8801や9801では動いても、富士通のFM-7や8で正常に動かすためには、F-BASICの文法に書き換えてやる必要があった。そういえば、テープアスキーというゲームが入ったカセットテープのマスター作りもバイトの仕事だったね。