米Red Hat社が支援しているLinuxディストリビューションの新版「Fedora 14」(コード名:Laughlin)が2010年11月2日にリリースされた。派手な変更はなく、開発者向けの新機能が目立つ。 Fedora 14の主要な改善点の多くは開発者向けの機能であり、エンドユーザー向けに派手な変更が加えられていない(写真1)。これは、年内に商用Linuxディストリビューションの新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6」のリリースを控えていること、その次期版であるRHEL 7の方向性が2010年10月下旬時点でも定まっておらず、先行開発版に当たるFedora 14に追加された機能が少ないためだ。 しかしながら、開発者の視点で見れば大きな変更が含まれており、重要なリリースと位置付けられる。 EclipseのLinux開発機能が強化 Fedora 14には、統
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