政府が国会への提出を予定している検察官などの定年を引き上げるための法案について、自民党の総務会では、慎重な意見が相次ぎ、6日の了承は見送られました。 これを前に、自民党の総務会で法案の審査が行われましたが、出席した議員からは「国会で、東京高等検察庁の検事長の定年延長が議論になる中、なぜ今やる必要があるのか」などと慎重な意見が相次ぎました。 このため、法案の了承は見送られ、来週の総務会で改めて議論することになりました。 鈴木総務会長は、記者会見で「検察官については丁寧な説明が必要なのに、議論が煮詰まらず持ち越した。次回、了承したいと思っている」と述べました。