2012年4月は、なんといっても首位が入れ替わったことが注目点といえる。長い間首位をキープしていたJavaだったが長期的には下落傾向を続けており、それに対してC言語は安定した人気を維持してきたため今月ついに1位が交代した結果となった。TEOBE Softwareでは、Androidプラットフォームの人気があるためJavaがすぐに下落することはないが、C言語は少なくとも数ヵ月は継続して1位のままではないかと予想している。 今月は特にCの名が付く言語が変動している。C言語もそうだが、これまで成長傾向にあったC#が急激に下がる一方で、下落傾向にあったC++が上昇に転じている。Objective-Cは引き続き強い成長傾向にあり、iOSプラットフォームの人気がうかがえる。このままいけば、Objective-CがC及びJavaに次ぐプログラミング言語となる日も近い可能性がある。