前原氏「社保財源に」、枝野氏「見送り」=消費増税で対立-民進代表選 民進党代表選(9月1日投開票)に立候補した前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官は27日、NHKの討論番組に出演した。2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて、前原氏が予定通りの実施を容認し、社会保障充実の財源とするよう主張したのに対し、枝野氏は経済状況は厳しいとして増税見送りを訴えた。また、10月22日投開票の衆院3補選をめぐり、共産党などとの共闘に慎重な前原氏と、候補者1本化を求める枝野氏との温度差が浮き彫りとなった。 消費税増税について、前原氏は「(10%に)上がることは法律で決まっている」と強調。その上で「しっかりと(現行方針から)組み替え、どういう具体的な受益があるか国民に示したい」と述べ、介護や子育て支援など増税分の使途を明確化していく考えを示した。 これに対し、枝野氏は「現在の経済の足元、消