体内で最も大きな臓器、肝臓。肝臓は食べ物を栄養素として体が吸収できるよう変化させ、脂肪を消化するために必要な胆汁を作るだけでなく、体内に入った毒物を分解し、害のないものに変える大切な役割を果たしています。そんな肝臓、実は切っても元に戻る再生機能を持つただひとつの臓器だということを知っていましたか? ラットなどで行った実験では、3分の2を切り取られた肝臓が、1週間ほどで元の大きさに戻っていたそうです。そんな強い臓器である肝臓は、病気により85%が使いものにならなくなっても働き続けることができると言われています。そのため、病気になっても症状が出にくい「沈黙の臓器」と言われています。肝臓が障害を受けても、予備能力が高いため、症状として自覚できないことが多いからです。 再生機能の強い肝臓ですが、炎症が慢性化すると元に戻らなくなってしまいます。肝臓を日頃からいたわって、デトックスすることが必要です。
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