東京・新宿駅の周りに点在する19の高速バス乗り場を1カ所に集約した交通ターミナルビルが来年春、駅南口地区に完成する。事業主体の国土交通省が4日、建設中の施設を報道陣に公開した。完成すれば、1日のバス発着便数は約1600便にのぼり、日本一のバスターミナルとなる。駅直結で鉄道との乗り換えもスムーズになる。 国交省東京国道事務所によると、19の乗り場からは1日39府県に計約1600便の高速バスが発着している。新宿駅から約1キロの範囲に点在し、鉄道との乗り換えなどが不便な乗り場もあった。新ターミナルにはタクシー乗り場も集約するため、周辺の交通渋滞の緩和も期待できるという。 新ターミナルは、国道20号の新宿跨線橋(こせんきょう)の南側に新設される。1階部分はJRの線路、2階に改札など駅施設と歩行者広場、3~4階にタクシーやバスの乗り場が設けられる。2~4階の延べ床面積は約3万7千平方メートル。201
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