いま、Facebookが熱い。 Facebookとは、世界中で使われている世界一ユーザー数の多いSNSだ。当初は、ハーバード大学の学生だったCEO兼ファウンダーのマーク・ザッカーバーグ氏(以下、ザッカーバーグ)により、学生用SNSとして作られた。アクティブユーザー数は既に5億人を突破し、世界131ヵ国中111ヵ国でトップシェアのSNS (2010年6月時点)となっている。 今年、Facebookをテーマとした映画「ソーシャル・ネットワーキング」が公開されることも、注目を集めている理由のひとつだ。ザッカーバーグは雑誌「Time」誌の2010年の顔に選ばれており、「今年世界にもっとも影響を与えた人物」として特別号の表紙を飾っている。 日本でも注目が集まりつつあるFacebookを取り上げ、短期集中連載を行なう。初回は、Facebookの光と影にスポットを当てる。 “ソーシャルアプリ”を生み出し