火曜22時から始まったドラマ『わたし、定時で帰ります』は会社にありがちな話をかなり大袈裟に表現したものだ。 僕は小説で一通りの話を読んでいるのだが、読みながら 「いるわ、こういう奴。マジでいる」 と何度も頷いた。 ドラマは若干小説と雰囲気が異なる感じはするが、それでも古き良き日本企業に勤める会社員に響くものはあるだろう。 主人公はウェブ系IT企業の中堅ディレクターの東山結衣。 彼女の父は「24時間働けますか」と言わんばかりの会社人間だった。 その反動からか結衣は 「必ず定時で帰る」 を信条とする。 入社以来コツコツと自分の生産性を高め、自分のタスクはさっさと終わらせて定時で帰ることを心がけてきた。 退社後は「上海飯店」で美味しい中華を食べながら他愛もないひとときを過ごしている。 さて、そんな「定時帰りの結衣」を怪訝な目で見る同僚は少なくない。 特に「絶対に会社を休まない女」三谷佳菜子はたび
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