社交性に富み、欧米的な価値観を理解し、向上心に富み、そして何より、「グローバル」を理解した学生が大挙してやってくる。例えば、ウォーリック大学という日本で言うと少なくとも名古屋大学や同志社に匹敵するくらいのイギリスの大学を首席で卒業してきた中国人の学生や、香港生まれのシンガポール育ちで、日本の上智大学に日本語で留学した事の有る中国系の学生がいる。 アメリカ人枠を設けているアメリカの大学ですら、こういったアジア系の学生はかなりの存在感を持っている。いつの間にか、イギリスやアメリカの大学は、イギリスやアメリカに存在しているというだけの意味でイギリスやアメリカの大学であり、そこに学ぶ学生は、信じられない位多様化する世の中になっている。きっと、こんな話しはテレビ新聞雑誌でも皆さんご存知の事だと思うし、別に新しい話しではないと思うのだが、しかし、現実として、ここ3年以上海外の競争的な環境で生きて