2016年8月公開の『君の名は。』、2019年7月公開の『天気の子』と、これまでモンスター級のヒット作を次々と世に送り出してきた新海誠監督。実はその裏で、20年近く前から彼の才能に惚れこみ、支え続けてきた一人の男がいる。 現在コミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)で代表取締役を務める川口典孝さんだ。 2002年から新海監督のマネジメント、作品の制作、宣伝、配給、パッケージ販売など一挙に手掛けてきた、まさにビジネス面での影の立役者である。 この天才に必ず居場所を用意する——。大手商社・伊藤忠商事のキャリアを捨て、多額の借金を背負ってまで、新海監督の才能を信じ抜いてきた川口さん。 そんな熱きビジネスパーソンは、クリエイターの情熱とビジネスのバランス、いわばエンタメ業界における永遠の課題に対してどのように立ち向かってきたのか。その一貫した信念とこれまでの生き様を語ってもらった。 映画は誰かに頼
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