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ブックマーク / b-zone-s.com (2)

  • 芥川賞作家・又吉直樹氏の第二作「劇場」を読んだ率直な感想

    芥川賞作家・又吉直樹氏の「劇場」を読みました。 「劇場」は、爆発的な大ベストセラーとなった「火花」に続く又吉氏の第二作、ご人は作について、 「恋愛がわからないからこそ、書きたかった」 と記されています。 芥川賞受賞後、大変なプレッシャーの中で上梓された「劇場」とはどのような作品なのか、ネタバレにならない超あらすじとともに、読んだ率直な感想、そして個人的な考察を記します。 「劇場」のネタバレにすらならない超あらすじ「劇場」のあらすじをネタバレにすらならない程度で記しますと・・・。 中学生のときに演劇に目覚めた内向的な青年「永田」が、演劇で身を立てるために上京する。 ひょんなことで知り合った屈託のない女子大生「沙希」と付き合い始める。 いつまでたっても売れない演劇を続ける「永田」とそれを支える「沙希」。 やがて、二人の間ですれ違いが始まり、そして、・・・。 このように書くと、超あらすじ過ぎ

    芥川賞作家・又吉直樹氏の第二作「劇場」を読んだ率直な感想
  • 芥川賞『コンビニ人間』(村田沙耶香・著)を読んで印象深かった3つのこと

    実際に、今もコンビニでバイトをしている著者・村田沙耶香さん。 受賞決定日に、TVで記者会見の様子が放映されていました。 記者からの質問に対して、 「率直に嬉しいです」(受賞の感想を聞かれ) 「いやぁ、(コンビニの)オーナーに許可をもらわないと」(どのコンビニチェーンでバイトをしているのかを聞かれ) などと笑顔で応える様子は、そのルックスもあいまって、どこにでも居そうな普通の女性との印象を持ったのです。 私的偏見ですが、芥川賞の受賞者には、変わった人が多いというイメージがあります。でも、この様子を見て、村田沙耶香さんに関しては「まともな人」と思ったのですね。 ところが、『コンビニ人間』を読むと・・・。 以下、多少のネタバレを含みつつ、読んで印象深かった3つのことを記したいと思います。 『コンビニ人間』のあらすじ『コンビニ人間』のあらすじは、 ーーーーーーーーー 子どものころから、普通ではない

    芥川賞『コンビニ人間』(村田沙耶香・著)を読んで印象深かった3つのこと
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