将棋世界の人気連載「イメージと読みの将棋観」、面白いですね~! 鈴木宏彦さんの連載って、データの羅列ばかりで、全く評価していなかったんだけど、この連載はグッドです。 まあ、元ネタは「戦いの絶対感覚」と同じですけどね。 で、11月号では天野宗歩が取り上げられています。 最近の若い人に天野宗歩を勧めると、 「江戸時代の将棋並べても、現代に出ない戦型ばかりで意味がない」 って、言われます。ジョージのFくんにも言われまひた。 フフフ、愚か者どもめ! 定跡研究だけが、棋譜並べの目的の目的ではあるまい。感覚を養うのに、天野宗歩ほど格好の教材はないのだよ。 天野宗歩の棋譜は「淀み」がない。 序盤は感覚の違いでブッチ切り、中盤は構想のスゴさで有利を拡大、終盤は最短の寄せで勝つ。 洗練された序中終盤、アーティスト久保よりキレイな捌き、郷田よりもツボを心得た終盤の寄せ形の作り方、升田並みの構想力、それが天野宗
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