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ブックマーク / kingink.biz (2)

  • 「TATSUMI」鑑賞 – KingInK

    「劇画」の名付け親である漫画家の辰巳ヨシヒロの伝記的なアニメ映画。俺は最近まで氏のことをまったく存じておりませんでして、自伝的長編「劇画漂流」が海外で高い評価を得るにあたってその名を知るに至った次第です。この映画はその「劇画漂流」をベースにしてるのかな。 物語は終戦直後の大阪から始まり、貧しい家族に育った主人公が家計を助けるためにマンガの投稿を始め、画才を認められて手塚治虫に紹介され、さいとう・たかをたちとマンガ雑誌を発行し、子供向けのマンガと区別するために劇画という言葉を江南市、やがて上京していくさまが瑞々しく描かれている。俺の親が辰巳氏と同世代ということもあり、当時の生活の描写などは大変興味深かったよ。 この自伝的ストーリーに交差するような形で作者が70年代に執筆した短編が5つほど紹介され、孤独な行員や定年を目前にしたサラリーマン、連載を切られた漫画家など、社会の底辺における人々の哀愁

    akihiko810
    akihiko810 2014/12/31
    辰巳ヨシヒロの「劇画漂流」を長編アニメ化した『TATSUMI』がカンヌ映画祭"ある視点部門"に
  • KingInK – 映画・海外ドラマ・アメコミなど。

    ではそのまま「ザ・バイクライダーズ」の題で11月公開? 原作はあるのだが小説などではなく60〜70年代のバイカーギャングの姿を撮った写真集で、それをもとにジェフ・ニコルズが想像を膨らませて脚を書いたらしい。ストーリーも極めてルーズな作りになっていて、シカゴのバイククラブで寡黙なベニーというバイカーと偶然出会ったキャシーという女性が彼とすぐさま結婚。クラブの姐さん的な存在になった彼女に、上記の写真集のカメラマンが取材するのが狂言回しとなって話が進んでいく。 そもそもこのクラブ「ヴァンダルズ」の結成の理由が、子もいる中年男性のジョニーがテレビでマーロン・ブランドの「乱暴者」を観てバイカーギャングに憧れたから、というもので反体制・反権力とかいったメッセージ性はゼロ。青春群像でもなくいい年した男たちが昼間から酒飲んでバイク乗って近所に迷惑かけているという、まあ個人的にはあまり共感できないキ

    KingInK – 映画・海外ドラマ・アメコミなど。
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