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ブックマーク / note.com/kaiwaijyuku (1)

  • Dommune「死に損なった二人のコンテンツ大学」番外 探偵小説の「哲学」 社会学者・宮台真司|界隈塾

    【「微熱の街」を召還した「紅テント」の唐十郎】 今年5月、唐十郎の追悼特集群に触れて落胆しました。何も分かっちゃいない。唐芝居の理解の鍵は「つまらなさ」。価値やイデオロギーを伝える新劇芝居へのアンチテーゼです。 どんなアンチテーゼか。正しかろうが間違いだろうが、規定可能なものは「つまらない=力を奪う」。規定不可能なものだけが「わくわくさせる=力が湧く」。 だから、言葉ではなく言外(身体)が重要で、それゆえ、ヘーゲル(全体)ではなくバタイユやレヴィナス(無限)が重要、つまり「分かることよりも分からないことが重要」です。 誤解なきように言うと、「佐川君の手紙」の芥川賞が象徴的ですが、唐芝居の台詞は考え抜かれたロジックに貫かれます。でもワザと断片しか聴き取れないような早口で語られます。 19世紀末の社会学者デュルケムの「沸騰」やウェーバーの「カリスマ」の定義に含まれる「よく分からないけど凄いもの

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