twitterで目にしたメガネ21なる会社の人事制度や経営が面白かったので、少し調べてみた。 広島県を中心に事業展開する社員数200名弱の会社で、1986年に大手メガネチェーンをリストラにあった創業者が設立。内部留保はしない、社員から資金調達を行い、株式上場や銀行借入等の第三者からの資金調達はしない、というポリシーの会社らしい。独特の経営方針で徹底的なコストカットを行い、全ての利益を社員と顧客に還元する理想の会社、という触れこみで最近はメディアへの露出も多いそうだが、実際のところはどうなのだろう。 第一印象では、相互扶助的・会社と社員が運命共同体を形成、といったやや内向きに閉じた閉鎖的なコミュニティを連想したが、仕組みを見てみると、弁護士事務所・伝統的な投資銀行といった個人事業主がフラットに連帯したようなプロフェッショナル型組織の特性も多く見られる。 適用できる業態・適応できる人材は限られ