それは建築はでき上がってしまうという極めて単純な理由によります。そこでは、宮台さんのおっしゃる、「二項図式を受け入れつつ、それを信じないで実践する」という態度しかとりようがない。 (山本理顕) いままで対談集というものを3冊読んで思ったのだけど、対談集って専門家同士の議論だから深いんだけど、範囲も広くて大変書評が書きにくいですw 1回の通し読みだけだと、個人的な興味のある箇所に偏って、まったく書評にまりません…。『波状言論』はそれで書評書くのを諦めたんですが、今回は頑張りました。テーマの中心を抽出して僕なりの言葉でまとめました。…といっても4章オンリーですが。他はまたエントリ立てて書くかもしれません。個人的に4章が他を包括した議論だと思うので。 対談者は磯崎新×宮台真司、司会が山本理顕。 建築家はウソくさい。 「建築家はドグマ(独断)だ」という磯崎新の宣言で議論が始まります。多くの人が感じ
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