子供の写真を載せた年賀状の賛否・是非をめぐる論争は尽きないが、私は不毛に思えてならない。 年賀状に限らずFBをはじめとするSNSも加わり、我が子の誕生や成長をネタにしてリア充を伝える人が現れるのは自然なことだ。 だが、「結婚したくても、ご縁がない人」や「我が子を得たくても、得られない人」にとって、結婚と子供の「リア充」ネタは、程度の差はあれ、辛い事や神経を逆撫でされる嫌味なネタになるリスクが大きい。 結局のところ「それを伝える」相手に対する「気遣い」次第だろう。 ウチの場合、共に喜んで下さる相手には子供を含めた家族の写真の入った年賀状を出す。一方、配慮すべき相手や、リスクが懸念される相手には、そのような写真の無い絵柄の年賀状を出すように分けている。 手間はかかるが、結果的にコスト圧縮にもなる。 今どき「あけおめ~」のメールで終える人が多い時代、たかが年賀状でも面倒臭い気遣いと考える人が大多