日本維新の会は6日、次期衆院選の千葉1区に元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)を擁立すると発表した。長谷川氏は奈良市出身で千葉市在住。2013年にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動してきた。 長谷川氏は昨年9月に「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」などとブログに掲載し、批判を受けた。6日に千葉県庁で記者会見した長谷川氏は「偏見を与えかねない内容でした。深く謝罪させていただきたい」と釈明した。 同席した馬場伸幸幹事長は「発信自体は不適切であったが、そのことをもって社会から永遠に退場させられるということは我々の理念とは違う」と説明した。 千葉1区には、自民現職の門山宏哲氏(52)、民進現職の田嶋要氏(55)が立候補する見通しだ。共産党は新顔の大野隆氏(47)の擁立を発表している。