1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 政府が創設する10兆円の大学ファンドの「資金運用ワーキンググループ(WG)」座長を務める米コロンビア大学の伊藤隆敏教授は、大学支援に必要な拠出金を確保するために、基本ポートフォリオの株式比率を6-7割とするべきだとの考えを示した。 伊藤教授はインタビューで、資金を拠出しながら運用資産を拡大するのは「一番チャレンジングだ」とし、公的年金よりも「高度な運用が必要」と述べた。株式比率を公的年金よりも高く設定し、10年かけて未公開株(PE)や不動産などオルタナティブ(代替)資産を「結構なシェア」に増やしていく必要があるとの見解を示した。
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