●語り:向井秀徳(ミュージシャン:ナンバーガール/ZAZEN BOYS) 「平成」はどんな時代だったのか。 ここでは歌舞伎町に絞って振り返ろう。数多くの写真家が歌舞伎町に魅了されてきたが、20年以上撮影を続けているのは韓国人カメラマンのヤン・スンウーだけだ。写真界の直木賞といわれる「土門拳賞」を、外国人として初めて受賞。とにかく被写体との距離が近い。ヤクザだろうが、喧嘩の現場だろうが、必ず声を掛けて撮影し見る者を圧倒する。しかし、被写体の宝庫だった歌舞伎町に、異変が起きているという。平成の最後に、ヤンと街を歩いた。 ―“人間の匂い”を感じづらくなった ネオンが眩しい風俗店。呼び込みの男たち。一見すると、歌舞伎町は以前とあまり変わっていないようだ。しかし、路上で目立つのは酔客ではなく、外国人観光客や親子連れ。どこにでもいたヤクザも見当たらない。「2004年の浄化作戦以降、ヤクザを路上
児玉龍彦さん(東大先端研がん代謝PT)と金子勝さん(立教大特任教授)にうかがう最新の新型コロナ情報。精密医療の緻密な抗体検査の分析結果で、わかってきたことはたくさんありました。感染集積地を見つけて医療資源を集中し、無症候感染者を含めて隔離と治療をする、分散社会の各集団ごとに網羅的な検査をすることで、感染に備えるだけでなく感染のリスクの高い集団にPCR検査をし早期の隔離治療につなげる。膨大検査はもう難しくなくなりました。現場の専門家の工夫で、出来る対策は増えています。 感染を恐れて、非感染者同士の接触も遮断するだけでは、経済も暮らしも回りません。合理的思考で構築したシステムで、もう一度社会を開く挑戦を始めるときです。 収録は、2020年6月2日
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