渋谷区観光大使ナイトアンバサダーのZeebraさん(提供・ソロモン・アイ・アンド・アイ プロダクション) 「小池さん、どうか公平な政策をお願いします」 4月2日、本誌の取材にこう話したのは、ヒップホップミュージシャンのZeebra(ジブラ)さんだ。 ことの起こりは、東京都の小池百合子知事が(67)が3月30日の緊急会見で、新型コロナウィルス対策として、夜の繁華街への外出自粛を以下のように要請したことだ。 「感染経路が不明な症例のうち夜間から早朝にかけて営業しているバー、そしてナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食業の場で感染したと疑われる事例が多発している」 そしてカラオケやライブハウスを含めた夜間の繁華街に対し、「こうした場への出入りを控えていただくようにお願いしたい」と呼びかけた。 「夜の街」ばかりがことさら名指しされるこの状況。そこを「生きる場」としている当事者たちはどう受け止めている