タグ

2012年7月24日のブックマーク (9件)

  • おおかみこどもの雨と雪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い……。 (おそらく、ほとんどネタバレしていないと思います) 2012年20目の劇場鑑賞作品。 月曜日の20時からのレイトショーだったのですが、世間は夏休み突入直後ということもあり、平日の夜にもかかわらず、50人くらい入っていました。 この映画館としては、なかなかの盛況。 日テレビ系の「細田監督推し」も効いていそうです。 この映画、ひと言でまとめてしまうと、「お母さんってすごい!」。 閑散とした講義に出席し、きちんとノートをとっているような、真面目な国立大生・花が、学生じゃない

    おおかみこどもの雨と雪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!

    ※この記事は、書かれた当時のブログ記事の流行にのっとり、意図的に「毒舌」な書き方をしています。苦手な方はお読みいただかないことをおすすめします。 おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) 作者: 細田守出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/06/22メディア: 文庫 クリック: 359回この商品を含むブログ (88件) を見る 細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』を観てきた。細田監督はポスト宮崎駿の最有力候補と目されており、『おおかみこども』は『となりのトトロ』と並び称されることが多い。『カリオストロの城』や『ナウシカ』で評価を積み重ねた宮崎駿は、ファミリー向けの映画『トトロ』で名声を確固たるものにした。それと同様に、『デジモン』や『オマツリ男爵』、『時をかける少女』で評価を積み重ねた細田監督が、『おおかみこども』で宮崎駿と同じような経歴をたどる

    映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!
  • 「おおかみこどもの雨と雪」で感じたメッセージ - subculic

    映画こんなアニメ映画を細田守監督は作るようになったんだ。『おおかみこどもの雨と雪』鑑賞後、なんだか落ち着いた気分になった。大きな起伏、“転”を経てエンディングを迎えるのだろうという娯楽映画への先入観をあっさりと翻し、しかし爽やかに「彼ら物語はまだ途中」と告げる余韻を残し、終わってしまった。お伽話と現実を結ぶちょっとシニカルだけど、優しい目線。細田守監督の目線がすぐそこにあるような、見つめられている感覚にしばし酔ったといった方が正確かもしれない。よくもまあこんな映画が作れるものだと驚き半分、涙半分だった。色々と語りたくなる作品だと思う。《花》と《彼》の人生観だとか《雨》と《雪》の“男女差”、「おおかみこども」の人間らしさと野性、田舎ネットワークの厳しさと情、多くの要素は表裏一体で、おとぎ話と現実というテーマに結びついていることも面白かった。どちらか一方だけに偏らない。「どちらでも選択できるよ

  • 日常は無常 - 映画評 - おおかみこどもの雨と雪 : 404 Blog Not Found

    2013年02月22日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 日常は無常 - 映画評 - おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 というわけで初日、というか23:45分上映開始だったので日付をまたがって見て来た。 初出: 2012.07.22; 2013.02.22 BD/DVD化につき再掲 傑作。ただし淡いので映画というものに非日常を思いっきり期待している人は退屈かも知れない。そういう人は「サマーウォーズ」をどうぞ。 しかしそこを注意深く味わってみれば、日常こそが無常で、大事(だいじでおおごと)なのだということが改めて実感できる。ただ今日を乗り切り、明日を迎えることが、どれほど有り難いことなのか。 作「おおかみこどもの雨と雪」は、こんな映画映画「おおかみこどもの雨と雪」- ストーリー 大学生の花(宮粼あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人

    日常は無常 - 映画評 - おおかみこどもの雨と雪 : 404 Blog Not Found
  • 細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング

    おおかみこどもの雨と雪 BD(編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray] 宮崎あおいAmazon新宿バルト9で「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた。以下、CinemaScapeに投稿した感想。ネタバレなので畳んでおきます。ひどいこと書いてますが、映像はたいへん目に快く、眼福でしたよ。これホント。 作り手の都合でリアリティを露骨に出したり引っ込めたり使い分けられて、登場人物に親身になって寄り添える筈もなく。(★2) アニメとは、実写では難しいムチャクチャもできる表現媒体だ。が長を履いてチャンバラしたり、豚が戦闘機を操縦してドッグファイトしたり、犬の探偵がプロトタイプベンツで爆走したりする。それは作品毎にリアリティレベルというものがあって、「こういうところはウソつきますよ、でもああいうところはウソじゃないですよ」という線引きが各々の作品でなされているから観客は「なるほど、このお話はそ

    細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング
  • http://www.ulog.cc/a/fromdusktildawn/18591

  • 『おおかみこどもの雨と雪』を見たゼ! - 2012-07-22 - 空中キャンプ

    新宿にて。初日。とてもいい映画でした。おおかみと人間のあいだに生まれたふたりの子ども(姉と弟)の成長と、それに伴う困難、希望を描いていくというあらすじ。キュートな登場人物たちのいきいきとした姿が魅力的で、アニメーションならではの新鮮な映像表現にも目を見張りました。 まず何より秀逸なのは、ストーリーの基となる「半分人間、半分おおかみ」という子どもたちの設定である。物語の後半になるほど、その不安定さ、どちらともつかない状態が意味を持つようになる。誰もが一度は経験したであろう普遍的な不安や孤独、心細さといった感情を、「人間とおおかみのあいのこ」というメタファーによって巧みに描く構成がみごとだ。「自分は周囲と相容れない、おかしな人間なのではないか」という怖れ。誰も手を差し伸べてくれる理解者がいない中での孤独な子育て。「こんなことを他人に知られたら、誰にも相手にされなくなってしまうはずだ」と不安に

    『おおかみこどもの雨と雪』を見たゼ! - 2012-07-22 - 空中キャンプ
  • 『おおかみこどもの雨と雪』(細田守) - Devil's Own

    "The Wolf Children Ame and Yuki"2012/JP 細田守の新作。ネタバレしてるよ。おおかみおとこと恋に落ちた主人公の花は、おおかみおとこの子どもを宿しつつましい生活を始める。やがて花は二人目の子どもを産むが、おおかみおとこは死んでしまう。花は二人のおおかみこどもを育てるために人里離れた田舎に引っ越す…というあらすじ。さて、あらすじから既に文句がつけづらいわけだが。なにしろお母さんは偉いですから。お母さん偉いと思っている人が「お母さんが偉い」というためにつくったような映画。正直、ここまでとはおもわなかった。いくらなんでも母親にすべての役割を押し付けすぎている気がするし、それを美談のように描かれてもやっぱりいたたまれなかった。先日ツイッターで、物語で早々に退場してしまうような無責任な父親を描いておいて、監督人が「子育てに興味ある」っていうのはちょっと矛盾している

    『おおかみこどもの雨と雪』(細田守) - Devil's Own
  • {映画]おおかみこどもの雨と雪 - 空飛ぶ教授のエコロジー日記  (Y日記)(研究業務用)

    人間ドックのため9時以降は事がとれないので、空腹しのぎにレイトショーを見てきました。これは、日アニメ史に残る大傑作。ほとんど、ケチのつけどころがありません。今や、細田監督は、宮崎駿監督とならぶ、国民的アニメ監督の地位を確立したと言えるでしょう。 テーマは、恋愛、子育て、子供たちの成長と自立という普遍的なもの。これまでに多くの人間ドラマで描かれてきたテーマをとりあげるにあたって、細田監督が用意した決め球は、おおかみこども、というユニークな設定。この着想はすばらしい。何しろ、小さなころの、雪と雨の二人のかわいらしいこと。このキャラクターを見ているだけでも、幸せな気持ちになれます。舞台は、北アルプス?の大自然。風景美術もすばらしい。 導入部分の、花の一目惚れから衝撃の告白シーンまでのシークエンスでは、二人の日常が淡々と描かれますが、心理描写が細やかで、まるで小説を読んでいるかのよう。アニメで

    {映画]おおかみこどもの雨と雪 - 空飛ぶ教授のエコロジー日記  (Y日記)(研究業務用)