トヨタが本気で電動車いすを作っていた。これで乗車拒否もなくなる? 運転免許証を返納した高齢者の新たな移動手段にと、県内の自動車販売店が次世代型電動車いすの販売を始めた。 鹿児島トヨタが県内の自動車販売店としては初めて取り扱いを始めた、その名も近距離モビリティWHILL。 最高時速は6キロ。 法律上は「歩行者」として扱われ、病院やスーパーなど屋内施設にもそのまま入ることができる。 小さなタイヤが連なった前輪で狭い場所も動きやすく、約5センチの段差も無理なく登れる。 県内の運転免許証の自主返納件数は年間7000件以上。 鹿児島トヨタは、免許を返納した高齢者の新たな移動手段としての需要を見込んでいる。 鹿児島トヨタ未来事業研究企画室長の諏訪純常務取締役は「医療介護福祉の施設とか観光施設名所でも活用していくと鹿児島のこの高齢化の中のモビリティの支えになるのではないか」と話した。 価格は47万300