何を今更とシャーロック・ホームズのファン、推理小説のファンからは怒られそうなのですが、シャーロック・ホームズの存在は小学校低学年の頃から知ってはいました。 私の友人がかなりのめり込んでいたようで、小学校の低学年からよく読んでいたのです。 その影響で読めばよかったのですが、映画などはいくつか見たものの、あまり記憶に残らず、やはり原作を読むべきだ、それも一番初めの作品がいいかな?と思って手にとったのがこの本なのです。 緋色の研究 アーサー・コナン・ドイル 昔の作品ということはわかります。 私が幼い頃からかなり有名な小説シリーズです。 でもこの本が書かれたのが1887年。 なんと130年以上も前の本なのですね。 そのため、この本で描かれている事件も現在の状況からすればピンとこないところはあります。 古典ミステリー全般にそうなのですが、小説という虚構に没入感を得ようとするのなら、その時代背景を考え