政府が「所有者不明土地」対策を本格化させている。所有者不明土地は誰が所有しているのかが分からない土地で、相続の際に親の家や土地の名義変更をせず、長年放置することなどで発生する。政府は不明状態になった土地の相続人の割り出しを始めたのに続き、通常国会に相続登記を義務化することなどを柱とする法案を提出する。成立すれば2023年度から順次施行するとみられる。親の家をどう相続するのかを早めに対策を練る必要
4月末に経済同友会代表幹事を退く小林喜光・三菱ケミカルホールディングス会長は鋭い舌鋒(ぜっぽう)で知られる。2007年に同社の社長に就任した直後には「先輩は戦犯」と発言し、怒ったOBにねじ込まれる一幕があった。本来ならずっと昔に処理すべき不採算事業を温存してきた、上の世代の「不作為」に批判を突き付けたのだ。19年の春の労使交渉では記者に聞かれて「(組合のこだわる)ベースアップは明治、大正の匂い
26年間、宮中での調理を担当して、2003年に死去した渡辺誠さんの若き日の体験である。昭和天皇がご存命の時分。先輩から「陛下が召し上がるから、中を開けるな」と布をかけた器を渡された。御所へ運び、こっそり見ると、皮付きのふかしたサツマイモだった。▼先輩が皮をむき忘れたのだ、と驚いた渡辺さん。竹ぐしで皮をきれいに除き、お出しした。ところが、ほとんど手つかずで戻ってくる。昭和天皇は皮付きのまま食べるの
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