おれは常日頃より自分の希死念慮を隠そうとしない。自分の行き先は自死か路上か刑務所かといってはばからない。おれは常に不安だし、おれは常に死にたがっている。 「死ぬ、死ぬ言ってるやつに限って死にはしない」というのならそれで結構。けれど自殺を決行して、そこにいたる本人の心理が書き残されているというのも結構な話じゃないか。そんなところがある。おれは生きて世のため人のためになれるようなものではないので、せいぜい死んで一粒の砂くらいのお役に立てればこれ幸いである。おれにもそのくらいの良心はある。 と、そこでそもそも自殺ということについてあまり知らないな、ということに気づく。そこで読んだのがこの本だ。 人はなぜ自殺するのか―心理学的剖検調査から見えてくるもの (精神科医からのメッセージ) 作者:張 賢徳勉誠出版Amazon おれは自分の病気、双極性障害については関心を持って本など読んできたが、希死念慮、
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