勉強したり、仕事をしたり、スポーツをしたりする場面で、「説明を聞いても、よくわからないな」ということはあります。誰に聞いても似たような説明で、そのため、誰に聞いてもよくわからない。 ところがある日、今までとまるで違う説明に出会って、わからなかったことが急にわかるようになったり、できなかったことが急にできるようになることがあります。こんなとき、「最初からそう言ってくれればよかったのに」と思いがちです。僕自身も、こう思った経験があります。 しかし、最初からそう言ってくれていたら、本当に理解できていたか、できるようになっていたか、というと、ちょっと自信がありません。ひょっとしたら、最初からそう言われていたとしても、やはりダメだったかもしれません。 というのも、わからないものに出会ってから、「わからないなー、わからないなー」と悩んでいた時間こそが重要だったかもしれないからです。 頭を使って考えなが