CIのビックウェーブが到来している。 サーバ管理などでも台数が増えてくると必然的に自動化を進めていくことになる。 CI本などを読んでいると、手動の部分は省けば省くほどよい、と主張している印象を受ける。 いわく、手動で作業をしている限り、ミスが発生する可能性がつきまとう、とのこと。 たしかにそれは事実であり、寝不足のときなどにrootでミスオペレーションをしたりして冷や汗をかくことはある。 自動化が進めば、そのようなことは無くなるだろう。 しかし、筆者としても最近ガシガシとサーバ管理スクリプトを自動化していて、ひとつだけ問題があることに気がついた。 単純な手動ミスが減る一方で、それまでに見たことのない(想定外の)エラーや、はじめて遭遇するアプリケーションのおかしな挙動を見逃す可能性が上がるのである。 たとえば、単純なデーモン(Tomcatとか)の再起動を例に考えてみる。 コマンドラインから手