ブックマーク / fish-on-ice.hatenablog.jp (688)

  • 近くを取るか遠くを取るか、それが運命の分かれ道 - 氷の上のさかな

    まぁね、いつかはこんな時が来るだろうとは思っていたよ。とはいえある程度の期待はしていた。期待というよりも覚悟だね。うん、行ってきて良かったよ、眼科に。 約8年ほど前にレーシックの手術を受けた。やはり診てもらうなら眼科を同じくした方が良いだろうと、遠路はるばる車で自宅から50分も掛かる眼科に予約を入れた。以前から気になっている白内障の診察をしてもらうためだ。やはりその時のデータが残っている所の方が良いだろうと思ってのことだ。 久しぶりに訪れると、自分を執刀した当時の副委員長は退職していた。話によれば独立して開業医として活躍しているらしい。最初は視力検査から始まる。レーシック後は0.01だった視力が1.0にまで回復したのだが、今回の検査では散々たる結果が出た。 「う~ん、けっこう進行してますね」 と角膜の中のレンズの写真を見せてもらう。いつの間に撮影したんだ?それはまあいい。確かに素人目に見て

    近くを取るか遠くを取るか、それが運命の分かれ道 - 氷の上のさかな
  • 「大怪獣のあとしまつ」令和のデビルマンの異名は果たして? - 氷の上のさかな

    土屋太鳳のことを今の今迄ずーっと男だと思っていた。どう見ても男寄りの漢字だろ。太鳳を「たお」と読ませるのは相当な荒業だと思う。偶然にもTBS「モニタリング」の過去動画を見た時にその事実を知る。 あと濱田岳は絶対に火野正平と西川峰子の隠し子だと信じて疑わない自分がいる。完全に血の繋がりがある松田優作と松田龍平を凌駕する程のそっくりさんじゃんね。お互いにそろそろカミングアウトしても良いタイミングじゃないかな。ま、多くの人に「やっぱりな」と思わせるだけだろうけど。 そして昨日はこの2名が出演している映画「大怪獣のあとしまつ」を観に行ってきた。 主演は名も知らない見たこともない明らかに若い男だった。 場所はイオンモール各務ヶ原(かかみがはら)にある「イオンシネマ」だ。 さすがに平日の昼間ということもあり、客席に人はまばら、加えて年代的には自分よりも上を行く世代のカップルばかりだった。 定年で退職

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  • お~ほっほっほ、私どもの様な高貴な者だけが頂けるのよ@人生二回目の「スシロー」 - 氷の上のさかな

    スシロー」には嫌な思い出しかなかったから行きたくなかったんだよね。にも関わらず諸事情を鑑みて今回、久しぶりに足を踏み入れることになった。 我が家からは車で約4.5km。歩いても走っても4.5kmの場所にある。ひょっとしたら歩いた方が若干近いかも知れない。車が通れないところも行けるからね。そんな事はどうでもいい。 以前は入り口付近で約1時間も待たされた。それが嫌な理由の1。店内に入ってみる。あれ?意外と人が少ないぞ。待ち席には自分と歳が変わらないミドルエイジャーのカップルが2名いるだけだ。どんな関係なのかは推測しない。その人にはその人なりの事情というものがある。もし、自分にもそんな機会が訪れた時はそーっとしておいてね。 という事は我々が2番めということだ。「スシロー」もコロナの煽りを受けてヒマになったのか?約5分ほど待たされたがこの程度ならば待ち時間の内には入らぬ。席への案内も人間を介して

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  • ひ、ひ、左手が~、左手が~~~ - 氷の上のさかな

    一昨日の晩から急に左手が麻痺しだして思うように動かない。一晩寝りゃ治るだろ、と安易に考え朝になれば元通りになることを期待していたのだが、その考えもアメリカンなスイーツ並みに甘かった。いつもPCを使いブラインドでこれを書いているのだが、もうここまで書くにも誤字を訂正するだけで一苦労。例えるならば 「もうこsこまえdかくにあもごじおwちせいするにだけだひとくろぅ」 って感じ。 ネットで調べてみると「脳卒中」の可能性も考えられるとのこと。いやいや、それはない。舌っ足らずだが呂律は回るし視界が狭くなる様なこともない。他には頚椎症によるものもあるとあった。なるほど、それは心当たりがある。例の「頚椎症性神経根症」だ。はい、元気よく三回唱えてみましょう。言えないあなたは「脳卒中」の可能性があります。直ぐ病院に駆けつけなさい。 加えて極端な冷え性も影響しているのかも知れない。血行障害を生じ指が1だけ白く

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  • 目指すはジャン・クロード・ヴァンダム(笑) - 氷の上のさかな

    ドウェイン・ジョンソンを目指す宅の坊主、今まで通っていたトレーニング・ジムはクソ高いだけでマシンも今ひとつならばフリーウェイトももの足りなという理由で3ヶ月だけ通いすんなりと退会した。当はもっと早くやめたかったらしいのだが、なんでも契約期間に縛りがあってやめられなかったとか。携帯かっ!3大キャリアかっ! 聞けば月会費が8,800円もしたのだと。そこらの公営スポーツジムなら1回の使用量は210円程度で済む。30回利用しても8,800円に届かねぇぞ。ということで、見直しを図り距離的には1kmばかり遠くなったスポーツジムに改めて入会することになった。 先のスポーツジムは9時30分から22時30分までしかやっておらず、オマケに木曜日休みだというのに、此度のジムは24時間営業の年中無休。で、月会費は4,860円だというから比べようもない。ま、その分、シャワーもなければプールもない。ただあったとして

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  • 「一生懸命」と「一所懸命」。ゆづに捧げる@「ボンとらや」の『ピレーネ』×『ブラックサンダー』 - 氷の上のさかな

    別に“ゆづ”の事はファンでもなんでも無いが、彼の実力は大きく認めている。それ故に昨日の競技後の会見を聞いていて迂闊にも涙ぐんでしまった。こんなおっさんでもそうなるのだから、ファンの婦女子だったら上からも下からも号泣したことだろう。 彼が三度口にした「一生懸命」には、そんじょそこらのサラリーマンが口にする「一生懸命」とは全く異なり、命を削ってまで競技に取り組んできたという説得感と迫力がある。 だって実際にそうだもん。考えてもごらん。もしあなたが使役的に4回転半させられてリンク上に放り出されたとしよう。確実に転倒し、そして硬い氷で頭を打つばかりでなく、運が良くて脳震盪、悪ければ脳挫傷で即、お陀仏。少なくとも鎖骨くらいは骨折するだろう。ヘルメットも被らずにやってんだもん。正気の沙汰じゃない。 「一生懸命」は「一所懸命」から派生した言葉だと言われている。武士が領地を命がけで守るといった意味だが、王

    「一生懸命」と「一所懸命」。ゆづに捧げる@「ボンとらや」の『ピレーネ』×『ブラックサンダー』 - 氷の上のさかな
  • 世界三大稲荷のひとつ「豊川稲荷」に乗り鉄で行ってみた - 氷の上のさかな

    「日三大稲荷」ってひょっとしたら「世界三大稲荷」なんじゃないの?と思い調べてみたら、この「三大」の中で当確は伏見稲荷だけみたいだね。「豊川稲荷」なんて神社を騙った「妙厳寺」という寺だしね、地元贔屓で岐阜県海津市の「お千代保稲荷」を三大稲荷にあげる人もいるけれど、他所の規模と比べると象と蟻ほどに大きさの違いがある。 ま、それはともかくとして、此度はその「世界三大稲荷」の一角を担うとされる「豊川稲荷」へと行ってきた。それも名鉄を使ってだ。先ずは豊橋に出よう。その後、飯田線豊川行きに乗り換える。名鉄岐阜駅から豊橋までは片道1,500円かかるのだが、予め金券ショップで手配をしておいた。400円安の1,100円で購入。JR飯田線は210円掛かるので、都合、片道1,310円で行けることになる。往復分ならば一回のランチ代が浮くじゃないか。僕ちゃんってやりくり上手。 しかし、人が少ないね。閑散としていた

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  • 宇髄天元になれなかった五十路男 - 氷の上のさかな

    カツカレーべながら、ふと頭の中に鯛焼きが思い浮かんだ。「カフェ・ベル・ドマーニ」でのことだ。 「この後、鯛焼きをべに行かないか?」 と娘たちに提案してみる。 つい先日、「天然ものの鯛焼き」として地元紙で紹介された「福丸」の鯛焼きがべたくなった。焼きごてで一枚ずつ丁寧に焼くのが「天然もの」、金型に流し込み一度に大量生産するのが「養殖もの」と言われている。「天然もの」は焼き立ての熱々で餡子を味わうもの、「養殖もの」は皮がふっくらとしたものが多く、生地と餡子を一緒に味わうものと説明されていた。 「ほら、以前、かき氷をべに行ったことがある神社のたもとの鯛焼き屋さん」 fish-on-ice.hatenablog.jp 「かき氷、置いてあるの?」 「今は真冬だぞ。さすがにかき氷はないだろ」 「なんだ。じゃいい」 「お前な、もともとは鯛焼き屋さんなんだぞ。鯛焼きをわんでどうするんじゃ」 「

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  • 雪が降りしきる中、シャレオツな「カフェ・ベル・ドマーニ」で娘とランチった話 - 氷の上のさかな

    「こんな雪の中を出かけるの?」 と娘たちの母親が言う。因みに坊主の母親でもある。心配して言っているわけではない。呆れて言っているだけだ。 「行くよ。お前らも行きたいだろ?」 「うん、行きたい」 日曜日のお昼、いつもの様に外に出かけようとした時のことだ。未だ雪はやまず道路コンディションも良くはなかったが、それでも出かけたい気持ちの方を優先した。「犬だ!お前は犬になるんだ!」ワォーン!ヘッヘッヘ。「犬の穴」出身者としてはこれしきの雪を恐れる気持ちなど微塵もない。 「ほら、雪のストーンヘンジも中々、良いものだろう?」 「今日はどこへ行くの?」 「聞けよ!人の話を!」 「あー、はいはい」 ったく、ロマンスの欠片もない女だ。 「今日はな、カフェに行こうかと」 「カフェ?!カフェってカフェのこと?」 「たりめぇだろ。カフェが大衆堂だったら筋があわんだろうが」 「いわゆるカフェ飯ってやつ?(ワクワ

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  • 子どもが羨ましい。とはいえ10万円貰っても戻りたいとは思わないけど。 - 氷の上のさかな

    雪が降ると大喜びしていた子どもの頃。楽しかったね。懐かしい思い出だ。何故あれほどに嬉しかったのだろう。自宅前の私道を雪かきしながらその事を検証してみた。 その前に何故、雪かきをしていたかを説明したい。我が家は3軒並んだどん詰まりに位置しており、必然的に雪が降ると吹き溜まりとなり、隣の2軒に比べ自宅前の降雪量がまるで違ってくる。極端な話、1軒毎に10cmずつ嵩上げされるイメージだ。今回の雪での自宅前における最大積雪量は33cm~34cmと推定される。 これだけ積もると大型RV車でもなければ車の出し入れにもさすがに支障をきたすというものだ。といった理由から雪かきをさせられる目に合うわけだ。 つまり、車を持つ、雪かきしなければならない、車を持つ、雪道の運転怖い、車を持つ、雪道は渋滞する、時間がかかる、早起きしなければならない、雪なんか嫌いだ、雪のバカヤロ様、雪死ね、という結果が導き出される。以上

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  • 粋な登山家は粋なカフェで一息つくってもんさ@岐阜県美濃加茂市「休暇小屋-Kyukagoya」 - 氷の上のさかな

    山登りの帰りに茶でもしばきに行こうかと、最寄りのカフェに寄ってみた。あ、その前に下山した道中で物騒な光景を目にしたから写真に撮っておいたよ。 「悪の教典」の伊藤英明みたいにレインウェアをまとい猟銃を構えている。一瞬、ドキッとしたけど多分、案山子だよね。怖かったから確かめには行かなかったけど。例え物だったとしても自分の命さえ助かればそれでいい。 という事で、件のカフェに寄ってみた。 「そばのカフェ おくど」が店名だけあって蕎麦が売り物なのだろうか?下調べ等、一切せずにぶっつけ番が自分の流儀なだけに全くわからない。着いた。とてもカフェとは想像出来ない店構えだ。車を降りいざ頼もう!と玄関の戸を開ける直前に、はたと目にする縦長の札。なんと、そこに書かれたるはアルファベットで「CLOSE」の5つの文字。 やってなかった。生意気にも完全予約制なんだって。もう、二度と来ねぇ。 思い直して別のところを

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  • 起死回生の裏技、入浴のすすめ - 氷の上のさかな

    長女が放課後に通う自立支援施設は午後6時に終了する。それに合わせてお迎えに行くのはプータローである自分の仕事だ。業が再び始まるまでの短期就業だけどね。そこで帰宅をしたら直ぐに入浴をしようと、風呂の栓をしてから給湯ボタンを押し迎えに行った。 その頃の岐阜市の外気温はちょうど5.0℃だった。が、風があり体感的にはもっと寒く感じられた。さっそく入浴をしようと全裸になる。先ずはシャワーで全身の至るところをくまなく湿らしボディーソープをタオルに取り、なおかつあんなところやこんなところまで隅々まで綺麗に洗う。勿論、髪も同様にだ。それが自分の入浴前の儀式となっている。 銭湯に行く時もこれには変わりない。金を払っているにも関わらず、とういうか有料無料に関係無くこうするのが自分のルーティンとなっている。なんかその方が気持ちよく入浴出来る気がするんだもん。別に後に入る人の事を考えてのことではない。 さて、身

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  • 岐阜県最古の寺、からの~結局は「本城山(ほんじょうざん)」登山で自撮り(*^^)v - 氷の上のさかな

    雪に見舞われた一昨日の揖斐三山だったが、それはそれなりに満喫出来た。平地を10km歩くのと山道を10km歩くのでは常識的に消費カロリーが大きいに決まっているのだが、正月からこの方、体重が一向に減らないのはなぜなの?杉山くん、教えて。 まぁいい。自宅に帰るとAmazonからのお届け物があった。中身は想像がつく。山での自撮り目的用に買った「くねくね三脚」だ。これさえあれば会心のバックポーズが撮れるはず。となれば今直ぐにでも山に行かねばならないだろう。というわけで、性懲りもなく昨日も行っちゃいましたー! 昨日は「美濃の清水寺」として名高い岐阜県下最古の寺「日龍峯寺(にちりゅうぶじ)高澤観音」からの登山道だよ。ほら、平成が終わりを告げる「ゆく年くる年」でタイトルと共にクローズアップされた寺だ。 日で唯一、「平成」の地名を持つ場所が所在を同じとする武儀町にあったからとされる。今ではその武儀町も関市

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  • 味わう暇も無かったペヤング「イカスミマヨ」@大谷山・滝谷山・雁又山登頂 - 氷の上のさかな

    ごめんね。俗世間に嫌気がさしてまた山ごもりに行ってきたんだ。誰に向かってあやまってんだよ。それはね、長女にだよ。今日は放課後の自立支援施設通いが休みだったので直接、帰宅する予定だったんだよね。で、迎えに行くつもりだったのが、山から帰ってきたらもう帰宅してんじゃん。オマケに健気にも洗濯物を取り入れている最中だった。現在プータローの身分だもん。洗濯物を取り入れて畳むくらいの事をしないと肩身が狭いんだよ。 昨日の山行は、岐阜県揖斐郡大野町に嶄然と輝くハイキングコース、標高356mの「大谷山」だ。名前は一緒だが大谷翔平とは何ら関わり合いはないよ。入り口には山の動物達が下りてこられない様にフェンスが設けられている。 マムシに注意だとか、イノシシにハチにサルにも注意と仰々しく書かれているね。とはいえ、そんなの出くわしたら出くわした時じゃない?でも、なるべくならば出くわしたくないけど。 サル、鹿とはその

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  • どう見ても暇つぶしにしか見えないウォーキングで肉離れ - 氷の上のさかな

    どうしても職場に行かねばならない用事があり出勤した。休業中なので出勤とは語弊があるが、例え1秒でも業務が生じればそれは出勤と名を変える。実際、スタッフとちょっと話をしただけなのでほんの10分くらいだったけど。電話で済ませる話ならば良かったんだけど、そうもいかない事もある。 その、ほんの10分の為だけに片道10kmの道のりを歩いて行ったとなれば、これは出勤というよりもむしろドラマと呼べるだろう。今回はその時の軌跡を例によって例のごとく動画で表現してみた。題して「職場まで往復橋巡り」だ。うん、我ながらダサい。 職場までの行き帰りにいったい幾つの橋を渡らねばならないかを検証してみた。辿った経路にもよりけりだが、なんと橋にして9基、川の数は伊自良川に早田川、長良川に両満川、板屋川に西出川と名のついた川だけで6、名のない用水路が2と計8の川を渡らねばならないことを知った。 加えて西出川(にしで

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  • 「映え」の為ならいとわぬ経費、って何やってんだか。 - 氷の上のさかな

    わざわざ海津に来たんだもん。以前から入館してみたかった「海津市歴史民族資料館」へと行ってみた。ただの資料館にしては実に威風堂々としている。これは江戸時代にここらを治めていた美濃高須藩の根城、高須城をわざわざ模したものらしい。 自分にとっては興味深いことばかりだったが、案の定、娘たちにとってはつまらない内容らしく早足の鑑賞になってしまった。正直、あと2時間は時間を潰せたかと思う(館内撮影禁止の為、内部の写真は1枚もなし) 今迄全く知らなかったんだけど、この高須藩。尾張徳川家の支藩で、徳川御三家尾張藩62万石の後継者確保の役割を負っていて、現に徳川慶勝と徳川茂徳という2人の藩主を排出している。おまけに彼らの兄弟があの幕末のビッグネーム、京都守護・会津藩主の松平容保だっていうじゃない。で、容保の弟、定敬は桑名藩主&京都所司代を勤めたんだって。加えて彼らは15代将軍・徳長慶喜の従兄弟だってんだから

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  • キミは「ギスパ」なるものを知っているか?@岐阜県海津市「フォンテンブロー」 - 氷の上のさかな

    「ギスパ」の名は以前から耳にしており気になっていたのだが、それを確かめに行くには片道50分の海津市では如何せん遠すぎる。ところがだ、つい先日、いつもは全く見ないテレビをたまたま見ていたら、なんと「ギスパ」が特集されているではないか。その後押しもありやっとヘビーなウエィストを持ち上げて行こうという気になった。 何を言っているのか全くわからないというチンプンカンプンピ~なおたんこちゃん達に説明しよう。「ギスパ」とは、岐阜県海津市のご当地グルメなのだが、海津市にある「フォンテンブロー」というイタリア料理屋でしかべられない、いわばB級グルメなのだ。ただ価格は全くB級ではないけどね。その昔、「フォンテンブロー」が「祇園」と名乗り喫茶店を営んていた時に鉄板イタリアンにヒントを得た「祇園スパゲティ」と言うものを開発し看板商品としたことから、それを略し「ギスパ」となったわけだ。 ここまでの歴史に関しては

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  • 珍スポハンターを案内する@東海環状自動車道トンネル工事中の「御望山(ごもやま)」 - 氷の上のさかな

    実年齢がわからないが恐らく年齢的に中途半端な熟女から「急ですが今から一時間後くらいにストーンヘンジ登りに行こうと思いますがご都合如何ですか?」とメッセージが届いた。つまり自宅の裏山を案内しろという意味だ。 以前にも何度かアップしたことがあるが、自宅近くには「岐阜のストーンヘンジ」と呼ばれる珍百景がある。地元紙のみならず、文春オンラインなどでも紹介され、昨今、人気スポットともてはやされているが、その正体は東海環状自動車道開通の為のトンネルからトンネルへの橋の橋脚群だ。 bunshun.jp 麓からでも勿論、見応えはあるのだが、裏山からはその橋脚群を一望に収める事が出来る場所がある。尚更、珍百景というわけだ。 珍百景と聞けば日全国を渡り歩くバイタリティの彼女だけに、橋が完成してしまう前にどうしても見ておかなくてはいけないという、ある種の使命感があったのだろう。幸いにして自分は現在、プータロー

    珍スポハンターを案内する@東海環状自動車道トンネル工事中の「御望山(ごもやま)」 - 氷の上のさかな
  • つげ義春「無能の人」を地で行くおじさん@谷汲山「フラワーボックス」 - 氷の上のさかな

    危険と隣合わせ、ただ楽しい雪山登山だった、ということにしておこう。水を忘れ山頂でのカップ麺ランチが堪能出来なかったので、下山した時には既に飢餓状態に陥っていた。しかしながらオミクロンの所為だろう、如何に人の集まる谷汲山とてウィルスには勝てぬとみて参道には閑古鳥が鳴いていた。よって、開いている店も少なく選ぶ余地がない。 ただその中でひとつ面白い店を発見した。暖簾にはそば処と書いてあるのに壁にはくどい程に「どて煮」の文字が。そして「うどん、そば350円」の札が掲げられていた。 表にベンチが並べられていたのでテイクアウトシステムなのだろうか?店を覗くとひとりの男性が椅子に座ってうたた寝をしている。 「すみません」 ふっと我に返った様に此方に振り向く男性。 「あの、中にも事が出来るスペースがあるんですか?」 「あー、はいはい、奥にありますよ。案内します」 と分厚いカーテンで間仕切りされたいわゆる

    つげ義春「無能の人」を地で行くおじさん@谷汲山「フラワーボックス」 - 氷の上のさかな
  • サバイバルでは多分死ぬ、を実感した雪山登山@「谷汲山華厳寺・妙法ヶ岳」 - 氷の上のさかな

    「今日は用事があるから車で出かけるので車を移動して下さい」 と嫁からのLINE。自分の車を嫁の車に被せて駐車していたから、それを移動してくれという事だ。我が家はご近所3軒が所有する私道の袋小路にある。よってこういった事が可能となる。が、道交法上では保管場所として認められてはいない。 仕事が休みの日はいつも彼女が長女を学校まで歩いて送っていく。昨日に限って用事があるから自動車で送っていくという意味らしい。慌てて車を移動しに向かうと、 「なんで今日はここにとめてあるの?」 と聞かれたので、 「いや、オレも出かけようかと思って」 と答える。彼女が休みの時は無理やりにでも出かける用事を作る事にしているからだ。 「何時に帰ってくるの?」 「午前中かな?」 なんだ、そんな短時間か、とは言わぬまでも、明らかにそういった表情を浮かべ物言わずに長女と一緒に出ていった。 いや、何時に帰ってこられるなんて正直わ

    サバイバルでは多分死ぬ、を実感した雪山登山@「谷汲山華厳寺・妙法ヶ岳」 - 氷の上のさかな