ブックマーク / visionary.hatenablog.jp (50)

  • 認知症予防にとって大切なこと ーアウトプット型の行動スタイルー - Visionary

    超高齢社会の中で、認知症高齢者の人口、割合共に年々増加傾向にある。 団塊の世代が75歳を迎える2025年に、認知症高齢者数は、高齢者の約5人に1人にあたる700万人を超えると厚生労働省は試算している。 「将来不安に思うことは、がんを抜いて認知症」という生命保険会社の調査もある。 この状況の中、6月14日には「共生社会の実現を推進するための認知症基法」が参議院会議で全会一致で可決した。 この法律には、認知症の人やその家族の意向を尊重することを中心に、地域での共生に向けて認知症に対する国民の理解を深めること、医療や福祉、保険、雇用など、総合的に取り組むことの重要性などが掲げられている。 この法律を機会に、認知症や予防に対する社会の関心が、今後さらに高まることを期待する。 自分自身も、これまで以上に「自分ごと」として捉えたい。 「70歳が老化の分かれ道(和田秀樹著/詩想社)」には、脳の若さを

    認知症予防にとって大切なこと ーアウトプット型の行動スタイルー - Visionary
  • 「生産性」と「創造性」を高める秘訣のひとつ、それは「計画的な休息」 - Visionary

    メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手。 大谷選手が睡眠を大切にしていることは有名だ。 WBCでともに闘ったヌートバー選手から事に誘われた時、睡眠を理由に断ったことも話題になった。 「どれだけ寝れたかが一番。比較的ずって寝ている」との言葉から、「質よりも量」を確保することの大切さが伝わる。 そして、そのための更なるキーワードが「計画」だ。 睡眠を重要視する大谷選手は睡眠時間を確保するため「いつ寝るか」の計画を練るという。 「TIME OFF〜働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術〜(ジョン・フィッチ/マックス・フレンゼル著 クロスメディア・パブリッシング)」という書籍に、「タイムオフ(休息)」の時間の重要性が説かれている。 業績を高める人は休息をしっかりと計画し、集中して仕事をするだけでなく集中して休むという研究結果が紹介されている。 業績を上げる人の傾向は、睡眠時間も多く

    「生産性」と「創造性」を高める秘訣のひとつ、それは「計画的な休息」 - Visionary
  • 栗山監督の退任記者会見からの学びー志の高さー - Visionary

    先日、WBC侍ジャパンの栗山監督が退任記者会見を行った。 読売新聞で紹介された主な一問一答は、次のような内容だった。 「野球の伝道師たれ、というお願いを選手にさせてもらった。日の野球の素晴らしさをさらに伝えてくれると信じている」 「選手たちは色々な事情がありながら、日野球のために集結するんだという姿を見せてくれた。全ての野球人が自分の都合を忘れ、全員が力を尽くすという形になったと信じている」 「スポーツの力の大きさを今回感じさせてもらった。そういったものが日のスポーツ界にプラスになってくれるのであれば、すごくうれしい」 ・・・など。 栗山監督の一言一言から感じられたのは、「一貫した志の高さ」だった。 以前、栗山監督は、北海道ハムファイターズの監督になる前、北海道栗山町青年会議所からのイベントのオファーをきっかけに交流が深まり、様々な活動を通じ地域に貢献している。 そのひとつが、町

    栗山監督の退任記者会見からの学びー志の高さー - Visionary
  • 就職人気ナンバーワン企業の秘密 〜目に見えない価値〜 - Visionary

    文化放送キャリアパートナーズは、来春卒業予定の就活生の人気企業ランキングを発表した。 1位は、3年連続で伊藤忠商事だった。 調査は、昨年10月〜今年3月に実施し、志望企業を1位から最大5位まで選ぶ方法で行い、2万4362人から回答を得た。 ネット記事にいくつかの人気の秘密が書かれていた。 グローバル企業で、様々な業界に展開している伊藤忠。 社員教育や福利厚生も充実しており、成長できる環境を求める学生の人気を集めている。 数多くの記事の中で、特に印象に残ったキーワードは、「マーケットイン」だ。 これまで商社は、流通の川上で資源などを調達するのが主なビジネスだった。 しかし今、伊藤忠は消費者のニーズの視点から、商品やサービスを販売している。 マーケットインの事例を見てみよう。 バナナを扱う伊藤忠の子会社「Dole」。 埼玉・和光市の「ヤオコー」には、「Dole」のバナナが大量に並べられ、「1

    就職人気ナンバーワン企業の秘密 〜目に見えない価値〜 - Visionary
  • 「こどもの日」に考える「上手な勉強法」 - Visionary

    今日は「こどもの日」だ。 国民の祝日に関する法律では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とある。 母親を慈しむ日でもあるというのは、意外と知られていない気がする。 先日、「上手な勉強の方法がわからない、という悩みを抱える子どもが約7割。この3年間で増加した」というネット記事を読んだ。 東京大学とベネッセ教育総合研究所の「子どもの生活と学びに関する親子調査」によるもので、コロナ禍での生活の変化や混乱が背景にあると分析している。 「学習時間の長さと成績との相関関係は弱い」という調査結果も興味深かった。 では、「上手な勉強法」とは、一体どんな方法なんだろう。 「シンプルな勉強法(河野玄斗著/KADOKAWA)」には、東京大学医学部在学中に司法試験を一発合格した著者が、具体的、論理的に勉強の仕方について綴っている。 特に印象に残ったキーワードは「逆算勉強法」だ。

    「こどもの日」に考える「上手な勉強法」 - Visionary
  • 夢を叶えるために「修正力」を意識する - Visionary

    米国との決勝戦で勝利し、3大会ぶりに世界一に輝いたWBCの記憶は、今も鮮明に残る。 その後の米大リーグでの大谷選手の活躍もめざましい。 今季初勝利した試合でも、大谷選手の力を実感した。 それは、「修正力」だ。 今年、新しく導入されたピッチクロック。 投手の投球間隔を制限し、試合時間の短縮を目的とする新ルールだ。 ピッチクロックにまだ慣れていない大谷選手は、先制を許した直後の1回1死2塁、4番ローリー選手を迎えた場面で初めてピッチクロックの違反をとられ、自動的に1ボールが追加されてしまった。 この後、無事、ピンチを切り抜けた大谷選手がとった行動が印象的だった。 球審に質問し、ルールに関する疑問点を解消し、修正力を発揮した。 その後は、投球への集中力をさらに高めたようにも感じた。 大谷選手の気持ちの切り替え、冷静さ、そして修正力が、一つひとつの結果を生んでいるように思う。 「結果を出す人は修正

    夢を叶えるために「修正力」を意識する - Visionary
  • WBCからTEAM(チーム)の大切さを考える - Visionary

    11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで、日本代表はチェコに勝利し、3連勝を飾った。 侍ジャパンのチーム力が試合ごとに増している、そう感じた。 先日の読売新聞の編集手帳に、プロ野球の名将・野村克也氏が選手に伝えたTEAM(チーム)の語源説が紹介されていた。 それは、「Together(一緒に)」「Everyone(みんなで)」「Achievement(達成する)」「More(より多くの)」というものだった。 なるほど。 説得力を感じながら、以前に読んだ「最強チームをつくる方法(ダニエル・コイル著/かんき出版)」を思いだした。 特に、チーム作りで必要な3つのキーワードが印象的で、それは、「安全な環境」「弱さの開示」「共通の目標」。 また、良いチームの特有のパターンも紹介されていた。 仲のいいグループだけではないメンバー全員の会話や雑談。 アイコンタクトや互いの質問

    WBCからTEAM(チーム)の大切さを考える - Visionary
  • ニューバランスからの学び〜「好き」が人生をつくる〜 - Visionary

    今年も、桜の開花が間近になってきた。 早朝ウォーキングにも自然と気持ちが高ぶる。 ウォーキングと言えば、いつもスニーカーの「ニューバランス」にお世話になっている。 初めて履いたときの感動は、忘れられない。 軽くて、履き心地の良さが衝撃的だった。 そして今も、「歩きたくなる」気持ちにしてくれる。 先日のカンブリア宮殿は、「ニューバランス」だった。 その番組で、矯正履のメーカーとして1906年に誕生したことを知った。 社名は、矯正履の中にインソールを入れて、今まで歩けなかった人をサポートする、という「新しい(new)、バランス(balance)」の提供を由来とする。 なるほど。 だから、子どもからシニアまで、幅広い層から支持されているのかもしれない。 日法人の久保田社長のストーリーも興味深い。 中学生の時、ニューバランスのクッションの良さにカルチャーショックを覚え、熱烈なファンとなった久保田

    ニューバランスからの学び〜「好き」が人生をつくる〜 - Visionary
  • 「小さな目標」から「満足感」、そして「夢」へ - Visionary

    新たな年がスタートし、新たな目標を掲げ、取り組んでいる人も多いのでは、と思う。 「目標」について考える時、「人生プロジェクト(山﨑拓巳著/SANCTUARYBOOKS)」 の一節を思い出す。 「毎日を楽しむためには、目標までの期限を決めてしまうことだ。 期限が決まれば予定が組める。 予定が決まれば、今やるべきことが見える。 夢をかなえるまでのプロセスは単純だ。 間に合わないことがあっても、できないことはなにもない。」 さらに、著者は、こう語る。 「富士山にのぼろう、じゃあいまいすぎる。 五合目までのぼるか、頂上までのぼるか。 めざす場所によって段取りと装備が変わってくる」 自分は、何をめざしたいんだろうか。 目標を、人生を楽しむために設定しているだろうか。 あらためて自分に問いたい。 「一日一話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(藤尾秀昭著/致知出版社)」に、料理評論家の山益博

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  • 「不眠解消法」と「あきらめる」と「跳躍」 - Visionary

    昨年、「2022年の世相を表す漢字」に「戦」が選ばれ、森清範貫主が清水寺で揮毫した。 公益財団法人「日漢字検定協会」が公募し、総数22万3768票のうち「戦」が最多の1万804票を集めた。 戦争の恐怖や不安のほか、新型コロナや物価高といった生活に身近な戦い、サッカーワールドカップ日本代表の熱戦などを理由に挙げる人が多かったようだ。 森貫主は、「一刻も早く戦が終わり、皆が心安らかに日々を送れる年になってほしい」と語った。 当にそう願うばかりだ。 今、睡眠の質の向上をうたう機能性表示品「ヤクルト1000」の売れ行きが好調らしい。 スマホのアプリを使った睡眠改善プログラムなど、「睡眠市場」の活況が続いている。 ストレスで、深い眠りを妨げられる人が増えているのだろう。 「あきらめると、うまくいく(藤野智哉著/ワニブックス)」には、精神科医の著者が、頑張りすぎる人へのメッセージを綴っている。

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  • 「メンタル」と「言葉の力」と「インプット」 - Visionary

    第71回日スポーツ賞の大賞に、スピードスケートの高木美帆選手が選ばれた。 スキージャンプの小林陵侑選手とサッカーワールドカップ日本代表チームは、それぞれオリンピック特別賞、特別賞に。 高木選手は「アスリートとして速くなりたい、速く滑りたいという思いがスケートを続ける原動力だ」と語る。 今年もスポーツから数々の感動をもらった。 同時に、メンタルはどうすれば強くなるのか、と疑問に感じる人も多いのではないだろうか。 「言葉によって人は勇気を得たり、自信を失ったり、惑わされたりする。言葉には大きな力がある」と強調する専修大スポーツ研究所の佐藤雅幸教授(スポーツ心理学)の記事を読んだ。 「人は無意識に自分自身に多くの言葉をかけていて、多くはネガテイブに考えがち。その時のポイントが、少しのポジティブの思考に火をつけること」だという。 ポジティブな思考に火をつける。 その具体的な方法のひとつが、接続

    「メンタル」と「言葉の力」と「インプット」 - Visionary
  • 「サッカー(W杯)森保監督」と「マネジメント」と「モチベーション」 - Visionary

    サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で、日は優勝4度を誇るドイツに見事逆転勝ちした。 チームを勝利に導いた森保監督のマネジメントに興味を持ち、過去のネット記事を読んだ。 すると、一つの大切なキーワードにたどり着いた。 それは、「モチベーション」だ。 森保監督のマネジメントの特徴は、選手のモチベーションを高く保つことにある。 すべての選手に対して固定観念や既成概念を捨てて、チャンスを与えながら、選手の活躍の機会を模索するという。 例えば、ベテラン選手の起用だ。 2018年に日本代表監督に就任した当時、チームが直面していた課題は世代交代だった。 ただ、世代交代だからといって年齢の高い選手を闇雲にメンバーから外さないのが森保流だ。 「年齢で招集されない、ことはない」という強いメッセージになった。 また、森保監督は、Jリーグに足繁く通って、年齢にかかわらず能力やコンディションのいい選手を

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  • オリックス 中嶋監督のマネジメントからの学び〜「ビジョンの力」と「信じる力」と「知る力」〜 - Visionary

    プロ野球の発展に最も貢献した野球関係者に贈られる正力賞に、オリックス・バファローズの中嶋監督が初めて選ばれた。 中嶋監督は就任2年目の今季、2年連続でパシフィック・リーグを制覇し、日シリーズでも、東京ヤクルト・スワローズを破り、26年振りの日一に輝いた。 中嶋監督のマネジメントから多くの学びを得ることができる。 そのキーワードは、「ビジョンの力」と「信じる力」と「知る力」だ。 優勝インタービューが印象的だった。 「マネジメントできていたかどうか分かりませんけど、調子のいい選手をどんどん使って、全員で勝つ。それをシンプルにやっただけだと思います」 「全員で勝ちたい」という強い思いは、シーズン中の選手起用でも度々実感した。 全員で優勝するんだ。 このビジョンの力が、全ての原動力なのだろう。 そして中嶋監督は、全員で優勝するために、選手が力を発揮する場を用意する。 シリーズ第2戦の9回に同点

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  • 「秋の読書推進月間」と「安藤忠雄氏」と「挑戦心」 - Visionary

    10月27日から「秋の読書推進月間」が始まった。 その前後に様々な世論調査が行われている。 そのひとつが、全国学校図書館協議会調査だ。 小学4年生〜高校3年生の5月1ヶ月の平均読書冊数は、小学4〜6年生は6.5冊から13.2冊、中学生は2.1冊から4.7冊へと倍増した。 小学生で朝に読書の時間をとる「朝読書」の広がりなども要因と考えられている。 一方、1ヶ月に1冊も読書しない割合は、男子の場合、中3生で31%、高3生で68.5%に上るようだ。 また、読売新聞社の全国世論調査では、児童書などを集めた子ども向け図書館をもっと増やすべきだと思う人が71%に達したという。 子どもたちに読書する環境を求める人が増えている。 同じ全国世論調査には「どういう図書館なら利用したいか」という問いがあった。 その最も多い回答が「自宅の近くや通勤・通学途中で利用できる」の利便性(40%)だった。 ただし、コロナ

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  • 「鉄道開業150年」と「時間」と「変化」 - Visionary

    1872年(明治5年)に日で鉄道が開業して、昨日の15日で150年を迎えた。 最初の路線は新橋ー横浜(現・桜木町)。 イギリスから輸入した日初の機関車が、29キロを53分で駆け抜けた。 10両編成の特別列車の3両目には明治天皇が、4両目には西郷隆盛、大隈重信、板垣退助、 5両目には勝海舟、山縣有朋、6両目には渋沢栄一が乗車し、国家の一大事業だったことが伝わる。 日の鉄道は、40年余りで車両や運営体制など、様々な技術をほぼマスターし、独自の運営ができるようになった。 今では、JR・私鉄を合わせ約2万7700キロに及び、一日あたり約6800万人が利用するという。 まさに、「世界有数の鉄道国家」へと成長した。 この鉄道開業150年に思いを巡らした時、「時間」と「変化」のキーワードが頭に浮かんだ。 「鉄道ができるまで一般の日人には分刻みの時間の感覚がなく、決められた時間に発着する鉄道で、正

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  • 人生100年時代を楽しむための「転身力」〜キーワードは、「好き」と「貢献」と「語る」〜 - Visionary

    今日は敬老の日。 この日に合わせ、総務者は高齢者の推計人口を発表した。 65歳以上の人は約3627万人で人口に占める割合は29.1%に上る。 人数、割合ともに過去最高で、100歳以上の人は、初めて9万人を超えたという。 最近では、「生涯現役社会」という言葉があるように、仕事をしている高齢者は18年連続で増加し、2021年は過去最高の909万人となった。 これまでの人生のステージは「フルタイムで学ぶ期間→フルタイムで働く仕事期間→働かない引退後」といった流れを前提にしていた。 しかし、今はまさに人生100年時代。 自分の考え方次第で、いつでも学び直し、新しい仕事趣味に挑戦し、人生を楽しむことができる、そう思う。 「転身力(楠木新著/中公新書)」というがある。 生き方を転身した人たちの事例が数多く紹介され、挑戦する勇気をもらえるだと感じた。 特に印象に残ったキーワード。 それは、「好き」

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  • プロ野球 ビール立売スタッフ「売上トップ」の2つの鍵〜「顧客の気持ち」と「顧客との絆」〜 - Visionary

    全米一の大谷マニアで知られるFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏は、8月に初来日し、日での野球場のスタンドで目にした光景に大きな感動を覚えた。 それは、「ビール売り子」とも言われる「ビール立売スタッフ」だった。 このことを知り、ネット記事を探した。 そして、考え方や方法で、売上数が全く異なることを知った。 「売上トップの鍵」について2つの視点から紹介しよう。 ①顧客の気持ちを想像する 例えば、団体顧客への販売。 新人の場合、団体顧客が席にくるや否や積極的に声をかけるが売れず、早々に諦める傾向にあるという。 一方、売上トップのスタッフは「席決め等、落ち着くまでビールどころではない」と顧客の気持ちを想像し、つかず離れず微妙な距離を保ちつつ、顧客側から声がかかるのを敢えて待つ。 また、上段の座席の顧客への販売。 上段の座席には、スタッフはほとんど行かないという。 背負うタンクが15

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  • 小学6年生の自由研究「どうして、きょうだい喧嘩が起きるのか」からの素敵な贈り物 - Visionary

    今、SNSで、小学6年生の長女の自由研究が、「神自由研究!」「鋭い!」と話題になっている。 その自由研究のテーマは「どうして、きょうだい喧嘩が起きるのか」。 研究対象は、11歳の長女人と、8歳の長男、5歳の次女、3歳の次男のきょうだい全員だ。 「毎日絶えない喧嘩が起こらないきょうだいになりたい!」という素敵な思いでスタートした自由研究は、原因と結果を棒グラフにデータ化した優れものだ。 喧嘩の数は100バトルで、夏休みということもあり、10日ほどで到達している。 長女人が喧嘩中も、怒りながら、冷静にメモを取っていたという。 何とも微笑ましい光景が目に浮かぶ。 研究結果の一部を紹介しよう。 ◆誰が一番喧嘩をしているのか⇨1位:長男(85回)、2位:長女(47回) ◆喧嘩の原因は何が多いのか⇨1位:たたく(26回)、2位:取り合い(20回) ◆どの時間が喧嘩が起こりやすいのか⇨1位:昼(39

    小学6年生の自由研究「どうして、きょうだい喧嘩が起きるのか」からの素敵な贈り物 - Visionary
  • 黒川温泉物語〜発展の鍵は「垣根を超えた一体感」と「ビジョンの力」〜 - Visionary

    県黒川温泉は、全国屈指の人気を誇る。 今は、かつて存亡の危機があったとは信じられないほどの盛況ぶりだ。 その秘密は何だろう。 そのキーワードは、「垣根を超えた一体感」と「ビジョンの力」だ。 当時、黒川で、祖母が経営していた旅館を見事に人気温泉として立て直した人物がいた。 その人物は後藤哲也氏。 「お客様に来ていただくには名物がいる」と旅館の裏にある岩山を3年かけて掘り進めて「洞窟温泉」を作り上げたという。 それを機に、後藤氏と他の旅館の主が侃侃諤諤話し合い、各旅館の「垣根を超えた一体感」から生まれたアイデアが入湯手形だった。 お客様が定額の手形を購入し、その手形で黒川にある旅館の中から好きな温泉を3つまで自由に選んで入ることができる。 「宿泊施設」と「入りたいお風呂」を好きなように組み合わせできる嬉しい取り組みだ。 この方法が、露天風呂のない旅館にもスポットライトが当たり、黒川温泉全体

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  • 「秋の読書習慣」と「直木賞作家 今村翔吾まつり旅」に思う、「やってみよう精神」の大切さ - Visionary

    全国の出版社や書店など、幅広く参加する「秋の読書推進月間(仮称)」が、今秋、開かれる予定だ。 「読書の秋」と呼ばれる時期には「読書週間」や「読書の日」など、様々な活動が展開されてきたが、今回の読書推進月間は、期間を10月27日から11月23日まで、28日間と大幅に広げるという。 取り組みの背景には、出版不況と書店の減少があるようだ。 2021年の紙の出版物の売り上げは、ピークだった1996年の3分の2以下にとどまる。 電子書籍もいいが、紙の匂いや温もりを感じながら、実際を手にとって読む時間は格別だ。 健全な危機感からの取り組みが、より良い方向に向かうことを願う。 今、直木賞作家の今村翔吾さんが、全国47都道府県の書店や学校をめぐっている。 「今村翔吾のまつり旅 47都道府県まわりきるまで帰りません」と名づけた旅だ。 講演会やサイン会を通して読者や子どもたちと交流し、業界を元気づけようとし

    「秋の読書習慣」と「直木賞作家 今村翔吾まつり旅」に思う、「やってみよう精神」の大切さ - Visionary