前述のとおり canvas 要素は Web ページ内に空の画像領域を確保します。感覚としては画像ファイルを指定しない img 要素のようなもので、Web ページ上での扱いもほぼ同じです。画像がないので src 属性がなく、代わりに width, height 属性で描画領域のサイズを明示しなければなりません。また、JavaScript で描画対象の canvas を特定するための id 要素を指定するのが普通です。例えば、150x150 ピクセルの描画領域を確保するには、以下のように記述します。 <canvas id="example_canvas" width="150" height="150"></canvas> 閉じタグを忘れると以降の内容が表示されなくなるので注意してください。詳細は後述しますが、canvas 要素内のテキストはブラウザが canvas をサポートしていないときの