衝撃的なタイトルだ。周燕飛『貧困専業主婦』。夫は一流企業の社員でそこそこ裕福。そんな専業主婦のイメージを、著者はいきなりくつがえす。専業主婦世帯の貧困率は12%で、パート労働などをする共働き世帯(貧困率は9%)より貧困率が高い。<「専業主婦=高収入男性の妻」とのイメージ>は虚構にすぎない、と。
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら。 生活保護のリアル~私たちの明日は? みわよしこ 生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。 バックナンバー一覧 生活保
いつもの歯切れの良さはどこに消えたのか。 週刊文春で〈進次郎政治資金で「不倫ホテル代」〉と報じられた小泉進次郎環境相(38)。12月27日の閣議後会見で、記事について問われると、「個人の事柄については、私からお話しすることはありません」「政治資金の使用はないと理解しています。事務所にも確認し、法令に従って適正に処理していると認識している」と、用意した紙を見ながら答えるのがやっとだった。 文春の記事によると、進次郎氏は2015年6月、実業家で子持ちの人妻と不倫関係になり、軽井沢で密会を重ねていたという。この女性は進次郎氏にのめり込み、結局、夫婦は離婚してしまうのだが、見逃せないのが、不倫で使ったホテル代を進次郎氏が政治資金で支払っていた疑いがある点だ。 年末のネタ枯れ時に報じられた国会議員の不倫と怪しいカネの流れ……とくれば、テレビのワイドショーは大騒ぎしてもおかしくないはずだ。しかも、渦中
新潟県長岡市を拠点として、公共産業用屋根の建築金具を製造するサカタ製作所の代表取締役社長、坂田匠はそう振り返る。 サカタ製作所は男性主体の職場で『働き方改革』とは縁遠い業界のメーカーでありながら、残業ゼロ、そして男性の育児休業取得率100%を実現するなど、急進的に『働き方改革』を進めている企業として注目を集めている。これまでに「ホワイト企業アワード」最優秀賞、「グッドカンパニー大賞」の優秀企業賞、さらに厚生労働省が提唱するイクメンプロジェクト「イクメン企業アワード2018 両立支援部門」のグランプリなども受賞している。 従業員数150人ほどの地方の中小企業がなぜ、働き方改革の最先端企業へと変貌を遂げたのか。 取り組み1年目で約3500万円の残業代を削減 それまでのサカタ製作所は、どの部署も長時間残業が常態化していた上に、女性の管理職もいなかった。社長の坂田自身、仕事に時間をかけることが会社
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