わたしたちが自粛生活を続ける中、世界中のペンギンたちは楽しい時間を過ごしている。水族館でシロイルカと会ったり、ケープタウンの街をぶらぶらしたり、美術史の授業まで受けている。 アメリカのミズーリ州にあるカンザスシティ動物園のペンギンたちは先日、ネルソン・アトキンス美術館を訪れ、バロック美術や印象派の傑作を楽しんだ。 3羽のフンボルトペンギンたちはカラバッジョやモネの作品を見て回り、その好みで美術館の館長を驚かせた。 美術館のジュリアン・ズガザゴイティア(Julián Zugazagoitia)館長は最初、ペンギンたちがモネの『睡蓮』を気に入るだろうと思っていたとInsiderに語った。 「ペンギンたちに『睡蓮』を見せたいと思ったのは、わたしたちのお気に入りの作品であるということと、とても穏やかで心地よい作品だからです」とズガザゴイティア館長は話した。「この絵の心地よさにペンギンたちが反応する