婚姻法の再定位: フランス民法典の変遷から(⚒) 松 本 薫 子* 目 次 は じ め に 第一章 日本の家族法の現状および分析 第一節 法律婚主義とは何か 第二節 法律婚尊重のゆらぎ 第三節 法律婚のあり方への問題提起 第四節 なお続く法律婚の優遇と固定的女性観 第五節 背景の分析 第二章 フランス民法典成立以前 第一節 アンシャン・レジーム期 第二節 革 命 期 (以上,383号) 第三章 法典編纂期 第一節 法 典 編 纂 1 婚姻の自由 2 妻の法的地位 3 夫婦財産制 4 離 婚 5 婚姻と親子 6 親権・父権 7 相 続 8 小 括 (以上,本号) 第二節 1880年代半ばまでの変化 第四章 修 正 期 第五章 変 革 期 第六章 現代的改革期 * まつもと・かおるこ 立命館大学大学院法学研究科博士課程後期課程 223 ( 819 ) 第七章 婚姻法の再定位 お わ り に 第