世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が開いた記者会見への参加が認められず、入り口に集まり抗議するメディア関係者ら=7月11日午後、東京都内のホテル古代ギリシャの哲学者、ソクラテスは紀元前399年、国法の命じるまま刑死した。罪状は「青年を腐敗させた」や「国の信じる神々を信じない」などで、全く納得できないものだった。それでも、なされた判決を個人が無効にし壊すような国であってはならないと受け入れたのだった。 ▼「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」。憲法20条は定める。ある宗教が邪教か真正な宗教かの判断は、公権力が決めるべきではないとされる。日頃は立憲主義を唱える野党やマスコミは現在、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に焦点を当てようとするあまり、この大原則を忘れていないか。 ▼小紙は旧統一教会に関し、「(政府や政治家は)過去に霊感商法や洗脳による合同結婚式、高額の寄付などで多くの被害者を
![【産経抄】8月20日](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4e3cd370fb0cd59846183bef1e9dfdc00e844762/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FSNpD4gIS2IQ5vPYWGp5XsRYjS0Y%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%281532x807%3A1542x817%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F55DJRZNHYVMDHAY7S2UWUD5MZI.jpg)